誰のための卒業式か
子供の卒業式に行って来ました。 もともと儀式嫌いで、できうる限り逃げておりますが、今回はしかたないですね。 で、何が嫌いなのかというと、無意味なあいさつの長さですね。 「校長先生始め、諸先生方の・・・・・・」とか、必ず出てくる言葉ですが、誰のための卒業式なのか?好調をよいしょする必要がどこにあるのか? 特に、あの来賓祝辞というやつ。子供のことを知らない来賓を呼ぶなよ。卒業生の保護者代表とかに、「おめでとう」を言わせれば、まだ、心に響くんじゃないかな? 答辞の子が、唯一、すてきな話をしてくれて良かったですね。本当に学校が好きだったんだなー、別れがつらいんだなーと言うことがわかりました。 最後に卒業生の代表が3人舞台に上がって、ブレザー投げの音頭をとっていました。事前の打ち合わせがなかったのか、ぐたぐたでしたが、気持ちは伝わってきて良かったですね。大人が前例にとらわれて、手を入れた部分は、つまらなくなるのでしょうか? 卒業生全員がブレザーを投げた瞬間は、はじめて、本当の主役たちが生き生きとして良かったですね。 卒業生のための卒業式をやれば、1時間で終わって、しかも、素晴らしいものができるのになーと思いました。 理想論すぎるのかな。