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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:あの本、おぼえてる?
かもめのジョナサンも、大昔の本ですね。探したら、家から4冊出てきました。日本語版が2冊、英語版が2冊。
あまりの面白さに、生まれて初めて英語でも読んだ本です。(というか、英語の本を読んだのは、最初で最後) 私が最初に読んだのは、「昭和52年6月15日 2刷」の文庫本のやつですね。わぁー、28年も前だ。その前に、単行本が昭和49年6月に出版されているようです。30年だ。 今でも、売られているんですね。 かもめのジョナサン ( 著者: リチャード・バック / 五木寛之 | 出版社: 新潮社 ) 私が持っている1冊目は220円。2冊目は平成10年55刷で476円(税別)。そうか、昔は消費税もなかったんだ。 中身の話をしましょう。 ジョナサンは飛ぶことが好きなかもめ。他の仲間たちは生きるため、えさを食うために飛んでいるのに、ジョナサンは飛ぶことが優先。そのためにがりがりに痩せている。 まっとうなかもめの生活、つまり、他のかもめと同じような暮らしに戻ろうとしますが、結局、大好きな飛ぶことが忘れられない。 「ジョナサンはふたたび群れを離れた。そしてただ一羽、はるかな遠い沖合で、飢えながらもしあわせな気持ちで、練習を再開した。」 ”It wasn't long before Jonathan Gull was off by himself again, far out at sea, hungry, happy, learning." ここの「hungry, happy, learning.」は英語が苦手な高校生でもすぐに分かって、いいな、いいなと思いましたよ。まるで、ジョン・レノンのイマジンみたいに。 若いころは、純粋に好きなことをしたいなーと思っていました。 (なかなか、世間はきびしいが、負けるものか) さて、ジョナサンの話は続き、高速・低速・曲技飛行を開発していくんですが。ある日、あんなに苦労してマスターした技を楽々とこなすかもめたちがやってきて、ジョナサンは新たな世界へ導かれていくのです。 とにかく面白かったな。この後を紹介していたら、全部のあらすじと名ぜりふを書いてしまいそうで、やめます。 興味を持った人は読むがよろしい。古本屋にはたいていあります。 ※1 同じ本が何冊も出てくるのは、よくあることで、年と共に物覚えが悪くなって買ってしまうのよ。読んでる途中で気付けばいいけど、最後まで行っても気付かないこともあるとちょっとショック。子供が、「また、同じ本読んでるの」と年寄りをいじめてくれるのだ。 ※2 同じ本の所持の最高記録は (わぁーを、表紙の絵が変わらない) 「夏への扉」ロバート・A.ハインラインを5冊持っていた。実家から離れていた大学時代とか、急に読みたくなってとか、確信犯で買っていました。まだ、ぼけてはいなかった。 ※3 英語ができなくても、好きな本なら読めます。私は共通一次(今のセンター試験)の一期生で、4者択一の問題で45点を取りました。(200点満点です。)ある意味スゴイといわれた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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このたびはわたしのHPをリンクいただき ありがとうございます。これからもよろしく お願いします。わたしも本好きでたくさん 読みます。友人から、活字中毒といわれる くらいです。蔵書は約3000冊ぐらいですが 定期的に処分しないと家中、本だらけに なってしまいます。そんなわけで現在、 女房から本購買禁止令が出ています。 これからもどうぞよろしくお願いします。 (2005.03.12 15:21:06)
子どもの頃読んだ本は、1回読んだだけでもストーリーがばっちり頭に入ったのに、年取ると思い出せなくて、やっぱり、最後まで読んでて、「あれ?」というの多くなりました(泣)。あと、読んでないのを2冊持ってるとか、結構あとで見つけるとショックです。(でも、さすがに5冊はない・・・と信じたいです)
(2005.03.14 00:14:33)
おちゃのこさいのさん
>子どもの頃読んだ本は、1回読んだだけでもストーリーがばっちり頭に入ったのに、年取ると思い出せなくて、やっぱり、最後まで読んでて、「あれ?」というの多くなりました(泣)。あと、読んでないのを2冊持ってるとか、結構あとで見つけるとショックです。(でも、さすがに5冊はない・・・と信じたいです) ----- ご訪問ありがとうございます。 後、シリーズ物も危ないのですね。「空想科学読本」みたいな、ゆるいシーリズものも、どれを持ってて、どれを持っていないがわからなくなりますね。これは、3冊でした。 (2005.03.14 06:14:57)
はじめまして、読書飛行中のカモメです♪
この本は、ぼくも原本を含めて4、5冊持っています。何冊かは虚空の彼方へ飛び去ってしまいましたが・・・。よい本は、重ねて買ってしまいますね。保存用と貸し出し用とで分けたりして。 それにしても作品の雰囲気が「イマジン」と似ていると感じたのは、ぼくだけでは無かったんですね!^^ (2005.03.21 14:56:13)
りびんぐすとんさん
>はじめまして、読書飛行中のカモメです♪ > >この本は、ぼくも原本を含めて4、5冊持っています。何冊かは虚空の彼方へ飛び去ってしまいましたが・・・。よい本は、重ねて買ってしまいますね。保存用と貸し出し用とで分けたりして。 > >それにしても作品の雰囲気が「イマジン」と似ていると感じたのは、ぼくだけでは無かったんですね!^^ ----- コメントありがとうございます。 (2005.03.21 16:55:57)
思いだしました。私はトンビのクロワッサン?
(2005.04.09 20:23:27)
まりりん先生さん
>画像、喜んでいただけて、嬉しいです! >これからも頑張っていきますので、またお立ち寄りくださいね。 >私も遊びに来ま~す! ----- こちらこそ、よろしくお願いします。 これからもよろしくお願いします。 (2005.04.14 21:43:53)
「夏への扉」はずっと大切にしたい本です。
複数持っていてもおかしくないと思えます。 それでも5冊はすごいですね。 実はトラックバックというものがわからないまま今日まで来ましたので、色々勉強していました。 その結果、こちらからもトラックバックさせていただきました。 こういう対応でよろしいんでしょうか? (2005.05.19 22:23:08)
samiadoさん
>「夏への扉」はずっと大切にしたい本です。 >複数持っていてもおかしくないと思えます。 >それでも5冊はすごいですね。 > >実はトラックバックというものがわからないまま今日まで来ましたので、色々勉強していました。 >その結果、こちらからもトラックバックさせていただきました。 >こういう対応でよろしいんでしょうか? ----- ありがとうございます。 ちょっと、強引かと思いましたが、お互いに話がひろがれば、いいかなーと思いまして。 これからもよろしくお願いします。 (2005.05.20 18:40:40) |
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