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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:あの本、おぼえてる?
昔の本を懐かしがっておりますと、
困ったことが2つ。 まず、第一に、時間がかかる。 紹介する本を探して、 内容を確認して(かなり忘れているのだ) と、やっているうちに、ずいぶんと時間がたっているのだ。 先日、「夏への扉」のことを、ちょこっと書いた。表紙と買った数の話だから、内容のことは関係ないのに、読み始めてしまいました。 地雷を踏んでしまったのです。 おかげで睡眠不足です。 2番目は、ネタばらしができないのだ。 おもしろいから、書いているのに、その、おもしろいところが書けない。 歯ぎしりしますね。(沖縄の方言では、歯ーギシギシ) 幽霊屋敷の紹介で、ここの井戸から、 ばーさんのおばけが出てきて、びっくり。 なんて、書いたら興ざめですよね。 高校生の時、通学のバスで 同じ学校のやつと、よく一緒になりました。 途中までは、同級生はそいつだけ。でも、会話するでもない。 ある日、私が星新一を読んでいると、 いきなり、話しかけてきた。 「お前、星新一の”かぎ”読んだことあるか」 「最高傑作」と、私は答え、友達になりました。 知ってる人と「わかる、わかる、いい、いい」 と、そういう風に行きたいのだが。 で、今日はクイズです。この紹介は、どの作品のものか。 わかる人だけ、わかって。 1、主人公の最後のセリフがカッコイイ。 2、ラストの前の長い旅。主人公がひとりぼっちで、歩いていく。 その光景がとても、いい。「南へ行くんだ」でも、映画はダメよ。 3、ラストの一行が、カッコイイ。ライターを握りつぶしてね。 デュポンのガスのにおいが甘いのよ。 (主人公のモノローグだから、セリフじゃない) 4、最後のページの旅の美しさ。 あ、「人狼戦線」 平井和正 い、「かぎ」 星新一(ボッコちゃん所蔵) う、「わが赴くは蒼き大地」 田中光二 え、「復活の日」 小松左京 回答は無し。ひどい話だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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