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テーマ:あの本、おぼえてる?(347)
カテゴリ:あの本、おぼえてる?
学校の事務室の窓から「めざせオンリーワン」の垂れ幕が見えます。
で、今回は、「なぜSFなのか」。 足跡をたどって、「ジョナサンの読書飛行」というホームページにたどり着きました。 で、このホームページが本の紹介を中心として、かっこいい、中身が濃い、字が小さい。(私tuitelのホームページの字が大きいのは老眼が入っているからなのです。) 筒井康隆氏の著作がいくつか紹介されています。 これが、いい。ネタバレにならず、おもしろさを伝えているのです。 正直、ちょっと焦りました。私も筒井康隆については、アレにしようかな、コレにしようかなといろいろ考えていたし。 このままでは、自分のブログの存在価値がないのでは、とか。 (女性にはわかりにくい心理かもしれませんが、男はいつも肩肘張って比べているのよ) と、いうことで。長い前振りでしたが、オンリーワンを目指して 多分、あまり知られていない本の紹介。 「なぜSFなのか?-奇想天外放談集 1」 「オレがSFなのだ-奇想天外放談集 2」 これを書こうとして、ねえちゃん(高1)に 「奇想天外なんて知らないだろう」って聞いたら、 「知ってるよ、3回復活した奇跡の雑誌でしょう」 「なんだ、それは」 「会社が変わって、つぶれては復活、つぶれては復活したの」 と言うわけで、今回は第2期奇想天外(奇想天外社発行)に連載された対談と作家への25の質問をまとめた本です。 対談している人達がすごい。 星新一、都筑道夫、小松左京、半村良、平井和正、豊田有恒、筒井康隆、高斎正、矢野徹、伊藤典夫、浅倉久志、柴野拓美、荒巻義雄、田中光二、山田正紀、森優、野田昌宏、藤子不二雄、小野耕世、眉村卓、石川三登志、光瀬龍、かんべむさし、堀晃、横田順彌、鏡明、南山宏、石川喬司、山野浩一、手塚治虫、大林宣彦、鈴木いづみ 対談のテーマに「スター・ウォーズ」や「未知との遭遇」が出てくるところから、時代がわかるでしょう。 中身は徹底的にSFの話。私が読んだのは1978年。いなかの高校3年生にはわからない話もいっぱいあったけど、とにかく、おもしろかった。 あー、ぼくもこんな風にSFの話がしたいなーと、思っていました。 いま、こんなブログやってるのは、この時の思いなのかしら。 ※1 女性の話がコミュニケーションを取ることが目的なら、男は自慢の仕合 いという面があります。詳しくは「女性を動かすのがうまい人ヘタな人」 知恵の森文庫 伊東 明 ※2 奇想天外、私にとっては新人賞で新井素子を発掘したことが最も大きい。 このころも、金が無くて、雑誌を毎月買うなどという贅沢はできなかった。 「あたしの中の…」 新井素子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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これほど誉めてもらったのは、初めてです。正直、ちょっと焦っていたりして^^;
ぼくのページをこんなに熱心に読んでくださって感謝しています。そんな方たちのために、これからも良い本の紹介をがんばってしていきたいと思います。 本との出会い、本を通しての新しい出会い、大切にしたいです♪ これからもよろしくです。 PS,パプリカよりの伝言。「今夜、あなたの夢のなかに・・・」?!ん?あれは、日本人形? ちょ、ちょっと・・・巨大・・・助け・・・て・・・・・・ (2005.03.22 23:18:24)
りびんぐすとんさん
>これほど誉めてもらったのは、初めてです。正直、ちょっと焦っていたりして^^; ・・・・・ いえいえ、ほめるに値するところしかほめていません。 って、言っても、お互いに気楽に行きましょう。 (2005.03.23 05:42:54)
こんばんわ ご訪問ありがとうございます
この時代のSFネタ どなたもわかっていただけないんじゃ、、、 と思ったんですが コメントまでいただき とても嬉しかったデス SFマガジンどころか 奇想天外!!! ますます レアなお話じゃありませんか (ほんと すごいメンバー) やはり 学生でお金が無い私は よくお弁当代で 本を買ったものです 立ち読み 2時間とか、、、 (2005.03.24 23:43:18)
緋沙子02さん
>こんばんわ ご訪問ありがとうございます >この時代のSFネタ どなたもわかっていただけないんじゃ、、、 と思ったんですが >コメントまでいただき とても嬉しかったデス > >SFマガジンどころか >奇想天外!!! >ますます レアなお話じゃありませんか >(ほんと すごいメンバー) >やはり 学生でお金が無い私は よくお弁当代で >本を買ったものです >立ち読み 2時間とか、、、 ----- です、です。 金が無くて、筒井康隆の「エディプスの恋人」は全部立ち読み。(後に購入) バスの回数券代を使い込んで、片道1時間ずつ歩き。 古本屋の店じまいで、店頭で、星新一、1冊10円で10冊ぐらい(文庫じゃなくて真鍋博が装丁のやつ)、手に入れた時は夢のようでした。 (2005.03.25 00:09:12) |
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