2005/08/31(水)23:02
「書きたいように書きたい、でも、受けたい」-私のブログの書き方。
自分の書きたいことだけ書いて、訪問者・コメントがいっぱいのブログ。天才ではないかと思ってしまいます。才能あふれる感じ。
うらやましい。
昨日は、「多くの方に来ていただきましたが、パンク寸前。」
と言う、日記を書きました。
で、それに対してtakataさんに、つけていただいたコメントが、
>確かに日記の更新をすると、極端に足跡が増えていきますよね。
>それがうれしくてついつい日記を更新してしまう
それに対する私の返事が、
>日記の更新を怠ると、極端に足跡が減る。
>それが嫌で、更新するのですが、むずかしいとこ。
>書きたい事書いたら受ける人は、天才。
>誰でも、ちょっとウケを狙っているのよね。
楽観的なtakataさんに対して、悲観的なわたしという感じ。
足跡が増えるのを喜びにして書いていると、つい、ウケ狙いになって、自分の書きたいこととずれていく。でも、足跡が増えるのを喜ばないブログ書きはいない。
人に見せる気がなければ、そもそも、ブログなんて書かずに紙の日記に書けばいいのだ。
伊藤 進「ほめるな」
この本、「ほめるな」のテーマの一つは、まさにそれ。
ほめられて育った子どもは、自発的な行動、自発的なやる気が損なわれる。と、著者は言う。
中に、大学の美術コースに進んだ生徒、Eさんの話があります。ほめられて絵を描いてきて、とうとう、壁にぶつかる。
自分が描きたいモノがわからない。
描く意欲が出てこない。
筆者は、大学の心理学の教授で、「ほめる教育」の害毒について、授業で話をする。Eさんは、最初それに反発する。
しかし、自分が創作の壁にぶつかった時、初めて、筆者の言うことの意味がわかる。
つまり、ほめる教育は、ほめられないと価値や喜びを見いだせない人間を作る怖れがあるのです。
Eさんは、そこから努力して、自立していきます。
で、私のブログの書き方。
1、自分の考え。
2、本の紹介。
3、テーマのエピソード。
4、話の流れには、うまく乗らないけど、関係あること。
5、話とは関係ないけど、書きたいこと。
だいたい、こんな流れで行きます。この中に、書きたいことと、受けそうなことを、散らしていくのです。
どれが、書きたいことで、どれが、受けたいことか。毎日違います。自分の考えが書きたいこととは限りません。
「本が紹介したい」、後はおまけの時もあるし。
自分の考えが中心で、本の紹介は、箸休めの時もあります。
構成がピッタリ決まれば、中身はどうでもいいって時も有ります。
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応援して下さった皆様、これから応援してくださる皆様、ありがとうございます。
※1 「ブログの書き方」とか「文章の書き方」を、書くのは、自分の首を絞めるようなモノですね。
ただ、ふだん、ずーーっと考えていたことが、朝の車の中で形になったので、書いてしまいました。
読んだら、忘れて下さい。
※2 コメントが付きやすいブログが、次の課題。
※3 「ほめるな」って言うけど、じゃー、どうすれば良いの?
本を読んで下さい。なるほどと思える話です。
でも、本はいつでも極端です。真理はいつも真ん中。
「ほめすぎるな」ぐらいで良いと思います。