2006/01/11(水)15:38
オススメ映画レビュー
オススメ映画
■アマデウス(デレクターズカット)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの人生を描いた作品。
天才モーツアルトと凡人サリエリの対比で物語が進んでいく。
宮廷作曲家として、財産、富、名声を手に入れたサリエリが持ちえたのは、
天才を見抜く力であって、天才的に作曲できるわけではなかった。
天才モーツアルトに嫉妬し、苦悩し、彼をおとしめていく、、けど作品は残したいというところが面白い作品。
人物描写がすばらしい。
ときの皇帝をバカッぽく描いたり、モーツアルトを天才だけれども品行が自由極まりないところとか。
しかし、かつらや仮面をつけた舞踏会って滑稽ですね(^^
なにもそんなデカイのをつけくてもってかんじでおもしろいです。
モーツアルトの天才っぷりと、その自由きままな生き方は本当にそうであったように思います。
その当時の意味もなく格式ばっていたものを根底から揺るがしたことでしょう。
地位や名声でなく、音楽に生きることを選んでいるのもすばらしいです。
3時間と長いですが一見の価値ありです。
ネタバレですが、最後のサリエリとモーツアルトの作曲の共同作業が
なんともいず切なく、そしてとっても盛り上がります。
オススメです。