徒然日記

2013/03/06(水)22:06

腐るほどあるなら、何故払わないの?

事件(334)

【「節税はゲーム」謎のベールに包まれた億万長者、逮捕の「丸源ビル」川本容疑者】   丸の中に「源」という赤いネオンは、夜の銀座の象徴にもなっていた。法人税法違反容疑で逮捕された川本源司郎容疑者は多数のビルを抱え、巨万の資産を形成して「銀座の不動産王」と呼ばれた。家族も側近もおらず、一人で会社をかじ取りし、バブル経済崩壊も切り抜けた川本容疑者。「節税はゲーム」とも語った“孤独の富豪”に、捜査のメスが入った。 バブルを生き残る  「カネを稼げる人間は運とチャンスを逃さない。僕はそういう人間だ」  産経新聞の取材に川本容疑者は自信たっぷりに語った。痩せた長身で白髪のオールバック。80代にもかかわらず、細身のジーンズとブーツをはきこなしていた。  東京・渋谷に広大な自宅を持ちながらも、高級ホテルで生活。6千万円の腕時計を着けて1億円のロールスロイスに乗り、「日本一の資産家」と周囲に称した。  民間信用調査会社などによると、川本容疑者は昭和7年、北九州市に生まれた。慶応大を中退して家業の呉服店を継いだが、その後、貸しビル業に転身。都心の一等地に次々と不動産を購入した。「銀行の融資は極力避け、賃料を軸に経営をまかなった」(不動産関係者)。  最盛期には約60棟のビルを持ち、保有テナント数は5900軒に。バブル崩壊で同業の資産家が続々と表舞台から去っても、丸源ビルは成長を続けた。「バブル景気を冷めた目で見ていて、無茶はしなかった。その冷静さが不況でも成長を続けた理由だ」。古くからの知人男性は、そう明かす。  「他人に頼るな、と親に言われて育った。信頼できるのは自分の頭だけだ」(川本容疑者)。独身で子供はおらず、側近も後継者もいない。入居を希望する店子(たなこ)の面接すら自ら行うなど、ほぼ独力で会社経営を担っていた。  そんな川本容疑者について、周囲は「独特の美学の持ち主で変わり者」と口をそろえる。「らしさ」が発揮されたのは7年前だ。ハワイの高級住宅地で1戸2億~20億円の住宅を数十戸購入し、それを月額数千円で低所得者向けに貸し出した。地元でも「ミステリアスな出資」とニュースとなった。  「もうカネに執着はない」。そう語る一方で節税には並々ならぬ意欲を見せ、「ゲームのようなもの」と話した川本容疑者。会社の社名変更や住所移転を頻繁に繰り返しており、経営実態を外部から把握しづらくする工作を展開していたとみられる。  今後は持ちビルから店子を徐々に撤退させ、事業を縮小する予定だったという。取材に「テナントを空にして、腕のいい陶芸家を招いて個展を開きたい」と将来の夢を語っていた。  別の知人男性は首をひねった。「芸術の理解者に見えず、本当に個展が開きたいのか疑問だ。財産もあり余っており、節税を繰り返したうえ脱税に手を染める理由が理解できない。孤独で不思議な人間としかいいようがない」 (2013.3.5 20:37 )MSN産経ニュース 丸源ビルのオーナー ウソの損失で赤字装う日テレNEWS24 川本氏の総資産からしたら、8億円だってそれほど負担になる額ではないでしょうに…。 川本流解釈では脱税も節税という事になるのでしょうか。 節税は合法ですが、脱税は犯罪ですからねぇ。 独特の美学があったとしても、国民の義務は果たさなきゃ。 日本の税制に不満があるなら、海外に移住すればいいのに。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る