ぐるんぱのようちえん![]() ぐるんぱのようちえん 書籍名:ぐるんぱのようちえん 著者名:西内みなみ さく 堀内誠一 え 出版社:福音館書店 <こどものとも>傑作集 あらすじ:ひとりぼっちで、きたなくて泣き虫のぞう。ぐるんぱ。 森のぞうたちが、そのぐるんぱを立派にさせるために きれいにして街へ送り出します。 ビスケットやさんで修行をしますが、 作ったビスケットが大きすぎて、追い出されてしまいます。 次にお皿やさんで修行しますが、 池のようなお皿を作って追い出されてしまいます。 次は靴屋さん、次はピアノやさん、次は車やさんと いろんなところに行きますが、 どこでも大きいものを作りすぎて追い出されて、しょんぼり。 すると、子供がたくさんあるお母さんに出会います。 そこで、そのお母さんに子守を頼まれて、 たくさんのこどもたちと楽しく遊ぶことができました。 それが、ぐるんぱには何よりもの自信になり、 幼稚園を開き、ぐるんぱは大成功をおさめます。^^ 感 想 :この本がどうしてずうっと、心のなかにあるのかというと、 ストーリーではなく、大きなビスケットや大きな車、 お皿のプール。楽しそうな子供たち、幼稚園の風景。 本当に、うらやましくて、ずぅっと記憶にありました。 で、今、感想を書こうとじっくり読み返してみると、 なんのなんの、大人が読んでもかなり考えさせられる メッセージを感じることができる気がします。 自分の適性なんて、そう簡単に見つかるものではないし、 負けずにチャレンジし続ければ、出会えるものがあると。 そして、それまでにしてきた苦労は一つだって無駄にならないと。 |