素敵なこと、京都から。

2009/04/27(月)00:39

梨木さんの作品。

思うこと。(1005)

図書館で本を探すとき 今、好きな作家の本が 残っていないか、から見始める 彼女の本をいくつか読み進め だんだん、 残りが少なくなってきてしまった。 10冊近く借りる中で 彼女の本をひとつは持って帰りたい。 乾いた喉を潤すような 彼女の作品は 私にとって特別で いろんな本を手にとりながら 私は いつも何かを探してる 面白そうな作品も 気になるエッセーも それはそれで 興味をそそるのだけれど そのときは一瞬で 忘れっぽい私に ずうっと残っていく作品は そんなに多くない 私の母くらいの年齢の 彼女の作品は 私の中の何かを捕まえる 何かを探し回る私を留める まだ、未熟な私には それが何なのかまだわからない 童話のような振りをして 人の心理を突くような表現に ココロ踊らされる。 そんな言葉をたくさん浴びたくて 私はページを開く 物語は物語でしかなくて 恋愛小説は絵空事で HOWTO本はどうもくどすぎる 読みながらもがいて溺れそうになる。 深い情景と 自分の人生観とつながる何か それは癒しとかではないし 満ちることはないけれど 私が探す言葉が そこには次々に生えている。 いつも泳いでいるココロが 暫し、とどまっていられるような気がするから

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