素敵なこと、京都から。

ただここから逃げたくて
その先にとても都合がよかったんだ。
理由はいくらでも作れる
そして、今日も川を渡る。

少し遠ざかっていた音を聞きながら
少しでも近づきたくて目を閉じて。

先が見えない世の中だから
もう目の前だけでいいと思う

時代のアーティストは
どうやったら美しいかを軸にしていて
なら、
私はどうやったら優しいかを
軸にして進もう。


自分にも誰かにも優しく暮らそう。


雨のにおいがして、風に顔をあげた。
どこかで夕立がふっているんだろう
空を見上げ、雲の下の人を思う。


誰かのためになると
嬉しいのは自分だってこと
優しさの全ては
大きくなって
空からいっぱい降ってくるんだ。


つきは空から蒼く見てくれている。