事業仕分け。
連日、ニュースで流れる耳にイヤホンを着け、熱気あふれるやり取りのシーン。それは画面の中の出来事に留まらなかった。今日の紙面には聞きなれたキーワードが大きく踊っていた。この夏にお手伝いさせていただいたあの大きな会議も無駄になってしまうのだろうか人ごとでなくなった。そんな人が今、日本中に山のようにいるに違いない。もっと切実な。無駄は無駄かもしれない。ただ、そこに携わるたくさんの方とその家族改革には痛みがつきものだけれど人を仕分けることはまた違う意味をもつ。きれいごとでは片付かないことは理解できる。ただ、痛みの分だけちゃんと見届けなければこの痛みこそが悲しい痛みでしかなくなってしまう。痛んだ分だけ世の中がうまくまわるといいのに。