2006/03/05(日)20:20
無理難題
今日も今日とて、ハナタレ息子を連れて耳鼻科へGo!
その往路の車中、次男が突然私を振り返り、
「おかーしゃん、苺の歌、歌ってぇ~」
「は?」
苺の歌?
記憶を懸命に探ったが、該当する歌など何も思い浮かばない。
「どんな歌なの? 試しに歌ってみせてくれる?」
そう促すと、次男は「うん!」と力強くうなづき、大きく息を吸い込んだ。
そして。
「いち~ごぉ~、いぃぃぃいぃいちごぉ~、いっちごぉおおぉぉおぉぉぅ」
・・・・それは歌というよりも、先日まで長男が保育園で習っていた詩吟に近いものだった。
加えて、「はっ!」だの「ほっ!」だの、妙な合いの手というかかけ声というか・・・が、所々に混ざり込む。
次男は実に気持ち良さそうに、その奇妙な歌を延々と3分近くも唸り続けた。
最後に、
「い~~~ち~~~ごぉぉお~~~~~っ!!」
と、一際高らかに歌い上げると、彼はくるりと私を返り見て
「はいっ、おかーしゃん、やって!」
・・・・・・悪いけど、無理だ。