2009/07/02(木)22:07
命日
今日は、友人の命日。
中学・高校と一緒で、男だったけど不思議と気があって
じーさんばーさんになっても付き合えると信じていた人だった。
急性心不全とかで、寝ている間に死んでしまって
だから寝顔は安らかっ……ていうか
本当にただ眠っているだけのようで
微かに開いた口からは、寝言の一つも聞こえてきそうで
ちょっと揺すれば、いまにもむくりと起きあがりそうで
それ故に、余計涙が止まらなかった。
ご遺族から是非にと言われ、火葬場に同行して
病気らしい病気などしたことなかった彼の骨は
とても綺麗に残って、骨壺に入れるのに
わざわざ砕かなければならないほどで。
本当に…どうして彼が死ななければならなかったのか
不思議で不思議で不思議で
あんまりあんまり理不尽で
ただただ哀しかった、16年前の今日。
23歳の誕生日を目前に逝った彼の笑顔は
今でも記憶の中で鮮明に蘇る。