秋月春風 ブログ版

2009/07/02(木)22:07

命日

日常雑記(296)

今日は、友人の命日。    中学・高校と一緒で、男だったけど不思議と気があって  じーさんばーさんになっても付き合えると信じていた人だった。  急性心不全とかで、寝ている間に死んでしまって  だから寝顔は安らかっ……ていうか  本当にただ眠っているだけのようで  微かに開いた口からは、寝言の一つも聞こえてきそうで  ちょっと揺すれば、いまにもむくりと起きあがりそうで  それ故に、余計涙が止まらなかった。  ご遺族から是非にと言われ、火葬場に同行して  病気らしい病気などしたことなかった彼の骨は  とても綺麗に残って、骨壺に入れるのに  わざわざ砕かなければならないほどで。  本当に…どうして彼が死ななければならなかったのか  不思議で不思議で不思議で  あんまりあんまり理不尽で    ただただ哀しかった、16年前の今日。  23歳の誕生日を目前に逝った彼の笑顔は  今でも記憶の中で鮮明に蘇る。         

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