秋月春風 ブログ版

2010/06/26(土)16:03

ヒーリングセミナー3日目 ヴォイスヒーリング

 23、24日と、越智啓子先生のヒーリングセミナーパート3,4を受講してきた。  会場に入ると、3月にパート1,2を一緒に受講した方の姿もあり、なんだか嬉しくなる。  今回啓子先生は、イルカの衣装にピエロの鼻をつけて登場。  もう、いきなり場内大爆笑である。  それで皆緊張が解けたのか、自己紹介は全員持ち時間オーバーでしゃべりまくり。通常の倍の時間かかったらしい(確かに3月の時は割とあっさり進んだように記憶している)。私自身、ちゃちゃっと終わらせようと思っていたのに、実際は持ち時間を知らせるベルを数回鳴らされてしまったのだった。  やっとのことで講義(この日はヴォイスヒーリング)が始まっても、あっちに脱線、こっちに脱線、その度大きな笑いが起きる…ということのくり返しで、あっという間に昼食前の瞑想タイムに。  この時間はいつも、啓子先生がヴォイスヒーリングを行いながら一人一人にメッセージを下さる。今回は直前に引いたオラクルカードで「第三の目を開く」が出ていたことから、参加者全員の「目」を開いてくださるとのこと。  わくわくしながら順番待ち。  いざそのときが来ると、先生は私の頭をそっと抱えるようにして「生まれてきてくれてありがとう」と仰った。私はこの言葉にとても弱いので、ついつい涙腺がうりゅっとなる。  続いて目の蓋を剥がしてくださった……らしいのだが、とり立てて急激な変化は感じず。 「まぁ、そんなもんだ」 と心のなかで苦笑しつつ、でも、自覚のないところで変化が起きて居るんだろうな……という確信もあり、今後もオラクルカードリーディングなどで直感力を磨くぞー!なんて思ってみたり。  午後は引き続き、参考映像等も観ながら引き続きヴォイスヒーリングの講義。  ユーミンの声を分析すると超音波が出ていて、その超音波に人をリラックスさせる効果があるとのこと。他に、ブルガリアンボォイスやホーミーという民族独特な歌唱法でも同じように超音波が測定されている。  それに対し、オペラのアリアなどでは数値0。  不思議なことだが、なんとなく思い当たるフシがあるのは、中学時代、合唱部を手伝った時のことだ。私はこの時の声の出し方が、どうにも好きになれなかった。  私はアルト担当(本来はメゾあたりが音域的にはあっているのだが、人数の関係で仕方なく)だったこともあり、周囲の声と自分の声を同化させることを求められた。それは私の声の個性徹底的に消すというやり方であり、違和感満載の非常に不快なものだった。綺麗にハーモニーを生むことは、決して嫌ではなかったのだけど。   この声を出すとき「超音波が出ている時」のように頭蓋骨が響く……ということは起こらない。  どおりで……と、四半世紀以上経過した今、当時の不快感にやっと納得がいった次第である。  いよいよ実習…となったが、あんなに楽しみにしていたのに今ひとつ上手くいかなかったなぁと思うのは、多分「もうひとりの私」の所為だ。  私には「もうひとりの自分」が私の直ぐ背後に冷笑を浮かべて立っていて、私の行動を逐一監視しては失敗を見つけて嘲笑している……というような感覚がある。今回殆ど初対面の相手に即興で歌うことについて、必要以上に緊張して身構えてしまったのも、この為だ。  勿論、相手の為に……と心を込めてヒーリングにあたったつもりだが、どこか羞恥心を拭いきれなかったり、音程の正確さにばかり気がいってしまったり……とアロマやクリスタルの時のように自分の直感を信じきることが出来なかったように思う。  このもう一人の自分との統合は、今後の重要課題だ。  また、この日は実習中に面白い体験をした。  私が施術してもらう側だった時のことだ。  私が男性で敗戦者側の戦士で、傷を手当てして貰いながら、哀しくて悔しくてぼろぼろ泣いている……というようなイメージが湧いたのだが、施術者側の方も全く同じ情景が心に浮かんだというのである(勿論彼女は、手当てしている側の人間としての視点で、だが)。  私が施術者側の時には結構具体的なヴィジョンを視ることはあるのだが(前回のセミナーでは、肩にざっくり刀傷が見えたり、手枷・首枷嵌められているように感じたり……とか)、やってもらっている側で自分の前世のようなものを感じることは滅多になかった。しかも、相手と同じビジョンを共有ときている。  これはきっと、実際に過去世のどこかで、私はこの方に親身に手当をしていただいたことがあるのだなぁ……と確信し、お互いハグしあって涙腺うるうるしながら感動を分かち合ったのだった。  2日目につづく(ちょっと時間かかるかも)。

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