月見桜の心

先週に引き続き、第２回鍼灸我慢大会～♪
朝１０時・・・その門を叩いてしまった。
「頼もう～！、誰かおらぬかぁ～！」
いやいや、果たし合いに来たわけではない。
すでに、しっぽは巻いてるが、武士に二言はない・・・。
って、あああっ、また一人で暴走。
いやね、鍼灸に行って来ただけやねんけどね（汗）

すでにしっぽは巻き、耳は下がったまんまの月見桜、重い体をやっとの思いで診察台の上に乗る。
すると、せんせいは一生懸命に人の体に水性ペンで落書きしながら調べてる。片手を上げて、もう片手で私の腕やら足やら首やらを触りながら・・・。
なんじゃらなんじゃら？よ～わからんかったけど。

そしておもむろに、
「肝臓悪いなぁ・・・それから～心臓や。胸腺の張りもない、免疫がものすごく落ちてるでぇ。交感神経緊張症になっとるなぁ、ステロイドは使ってたんかぁ？これ、ステロイドの体やで・・・」と。

肝臓ですと・・・？
心臓はわかるさ、今はまだ抗不整脈の薬を飲んでる。
胸腺の張り？それって乳が小さいってことかぁ？
交感神経緊張症って自律神経失調のことちゃうん？
ステロイドは確かに今まで注射で使って、内服してたこともあるし、今回も腰椎やら骨盤に３ヶ月くらい注射で使ってた、けど、もう副作用は抜けてると思ったのに・・・なんだか気分が重くなった。
思わず「肝臓？だからかぁ、最近、酒に弱いと思ってん・・・。」
先生は・・・無言。
なぁなぁ、なんか返事してぇなぁ。
実は脳裏には今までの病気と治療が駆けめぐっていたのだが・・・
単なる恐がり（笑）

そしておまけに、「首の骨・・・頸椎、いがんでるでぇ～」と先生。
まだあるんかい！
ちょっとそれ、悪いとこだらけやん、どんなご老体やねん・・・

こないだは腰も４、５の腰椎の椎間関節が悪さしてるっていってたのに・・・首もかよ～。
「頭重いやろ？これはかなり首こりきついなぁ・・・」
そ、そうなん？頭って重いもんちゃうん？
首ってしょちゅう寝違えるけど、それは首こりのせいなんや・・・知らんかった。

「ほな、やろかぁ」・・・と、お針セットを持ってきた。
えええ～今まで全部前ふりやったんかい！
つかみはオッケーって、言うてる場合か。
もう～帰りたいようぅ（涙）

そして、熱した針のようなものを持ってきて、経絡？をちくちくする。
こわい、痛い、熱い、こそばい・・・。
笑いながら、涙を流しながら、耐える・・・まっじっで。
ほんま、我慢大会！

早く時間だけが過ぎますように・・・。
体はいつしか緊張状態。
手や足の先は氷のように冷たくなって・・・これが、まさしく交感神経緊張症という状態なのかしらん？

仕上げに、針がちょっとついたテープを首やら背中に貼られた。
なんか梅干しばばぁみたいやぁ・・・。
（昔、こめかみにおばぁちゃんたちがテープを貼ってたあの感じ。）
しかも、ちくっと痛い。
いくらわたひの皮下脂肪が厚いからって、こんなんいつまで貼っとくねん。
「あーこの針は２～３日貼っておいてな」と言われた。
耐えれるのか？３日も？・・・とほほ。

で、こわくてなにも考えられなくなったころ、針は終了した。
そして・・・また来週おいでや・・・との先生に思わず「はい」と、返事してしまった月見桜。
また来週もこの恐怖を味わうのかぁ・・・？
いつまで続く針治療？こうご期待？なわけないか。

おうちに帰ってフィットネスに行きたがったが、もはや気力はつきた。
やっっぱり、おまえはもう死んでいる？

っていうか、熱された針ってなんかびぃ～みょう～に痛いねんけど・・・特に、背中。
かちかち山のタヌキさんやん。
とんかち山のタヌキさん、やったっけ？
♪おっぱい飲んでねん寝して、抱っこしておんぶしてまた明日？
はははーがっくし。