「つきちゃん 　ひーちゃん」「なぁに」

お膝抱っこへの誘いを始めて1週間あまり。
ひすいはすぐに思い出してくれて今では30分近くお膝抱っこで撫でられるように。

　写真を撮ろうと構えた娘を気にするひすい。


　ひすいが来たばかりの頃やっぱりお膝抱っこをしたいと
おやつで釣って膝に乗せて向きを誘導していた時期があった。

　つきみを撫でていたのと同じように。
ひすいはすぐに覚えてくれてお膝抱っこを満喫していた。

　その後腸閉塞だったりうっ滞だったりを繰り返したためへやんぽでのお膝抱っこは自然消滅。
でもひすいはきっと覚えていた。

　ペレットを貰った後もぐもぐしながら向きをくるっと変えて
ぺたんとうさ団子になって撫でられるのを待つように。

　ずしんとしたひすいの重さを感じながらのナデナデタイム。
頭を撫でたりほっぺをこしょこしょしたり耳の付け根をマッサージしたり。

　多分ひすいは寝落ちしている。
大きなお尻のひすいを見ていると思うのはつきみの事。



　こうしてつきみとも至福の時間を過ごしていたな、と。
最期につきみをお膝抱っこしたのはいつの事だったろうか、と。

　足の麻痺が始まった去年の今ごろからはお膝抱っこどころではなくなっていた。
という事はもう1年以上前になる。

　私の人生最悪の期間の始まり。
あれからもう1年が過ぎて行った。早い・・・まさに光陰矢の如し。

　それも過ぎてしまえばの話。
その真っ最中にいる間は苦しくて悲しくて・・・本当に辛かった。

　それを乗り越えてのひすいとの時間。
膝にひすいの重さを感じながらの至福の時間。

　床材を変えて噛まなくなったひすいとのへやんぽは本当に穏やかに過ぎていく。

　そうそう、お膝抱っこに使っているマットはバスタオルを入れた枕カバー。
ふかふかしているせいでこれはひすい噛んで穴を開けていた。

　やっぱりふかふかでなければ噛まないって事はこれで確定。
これでやっと本当に安心できる。

　今夜のへやんぽでは2週間ぶりの体重測定をする予定。
その結果は明日の記事にて乞うご期待。
　
「ひーちゃんお膝来てくれて嬉しいな」「なでなで　してね」　



　つきちゃん。
お膝抱っこでほっペこしょこしょ。つきみもひすいも大好きだね。


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