「つきちゃん 　ひーちゃん」「なぁに」

サマーカットしたひすいの後髪。
やっぱりきちんと比較しないとどのくらい切ったかは分かりづらい。

　向きが違うけどこれならよく分かる。
こちらが去年の今頃のさらさらロングヘアーのひすい。


　そしてこちらがショートボブとなった今のひすい。


　こうして比べると全然違う。
切る前は体の真ん中にある黒いラインの辺りまで伸びていたから。

　でもどちらも可愛い。次はどんなヘアースタイルにしようか？



　今朝いつものようにブラッシングしている時お尻の辺りに小さな毛玉が一つ出来ていた。
からまった毛がフエルト状になっていて大きさは米粒くらい。

　これはもうカットするしかない。

　ひすいのアンダーコートは時折からまったり小さな毛玉が出来たりする。
大抵はブラッシングの時に気が付いてほぐしたりブラシで痛くないようにすき取ったりしている。

　絡まるのは柔らかなアンダーコートの毛。だから表面からは分からない。
たまに気が付かずブラシが引っかかって痛い思いをさせてしまう事もある。

　そしてひすいは毛を引っ張られるのが大嫌い。
抜けるからと手で引っ張っているとすぐに　なにするの　と離れていってしまう。

　ひすいに嫌われるのは本意ではない。
撫でるふりしてそっと引っ張ったりして涙ぐましい抜け毛対策。

　つきみはあまり抜けないだらだら換毛だった。
だけど換毛の激しい子の抜け様はネット上にたくさん上がってきている。

　だからひすいの毛の手入れもそれなりの覚悟はしていた。
それでもその決意と手入れが甘かったのは否めない。

　だからつきみ以上にひすいの食欲不振には敏感になる。
食べないとなるとうっ滞ではなく腸閉塞の可能性が高くなるのだから。

　ひすいでこうなのだからアンゴラとかアメファジとか。
もっとお手入れが大変なんだろうな。

　特にアンゴラ。
でもあのゴージャスな長毛はちょっと憧れだったりする。


「ひーちゃん毛玉出来ちゃってたね」「まま　ひっぱったでしょ」



　つきちゃん。
暑い日が続いているよ。
オリンピックも始まったのにまだコロナは治まってなくて。
前のオリンピックはつきみも元気だった頃。
まさかこんなオリンピックになるなんてあの頃は思いもしなかった。

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