2010/08/28(土)12:26
ライヒ 『18人の音楽家のための音楽』
最近よく聴いています。
通勤の帰りとか、
残業や休日出勤のときとか、
走るときとか。
家では聴きません。
こうゆうの、妻が嫌いなので。
この無限に連続するリズム、
昔子供のころ山の中で聴いた、
遠い記憶のなかの
大勢の日暮の鳴く声に似ている。
カナカナカナカナカナカナカナ・・・
という、清涼な山の声。
夏の終わりに聴くには相応しいのかもしれない。
こういう音楽に接すると、
音楽というものの本質は
「反復」と「変容」にあるのだと思う。
徹底して数学的に計算された造りが、
かえって自然音を連想させるから面白い。
夕暮れの光のグラデーション。
セクション5のクライマックスなどは、
虹色の雨が降り注ぎ地面で跳ね回っているような、
超自然的な光景すら垣間見せる。
悲しみでもなく、歓びでもなく、
ただそこにあるもの。
でも、この作品の中には、とてもたくさんのものが詰まっているのを感じる。
今日は官舎の草取りでした。
朝から大汗かいて、ビール飲んで、クーラーで涼んでいます。
夏も終わりです。
昨夜、線香花火を買いにいきましたが、コンビニにはもう置いてませんでした。