罪と罰
自分が犯した罪を軽くする気はさらさらない。犯した罪を償えるだけの罰を自らに科してきた。その罰には一切の妥協なく、自らをどこまでも破壊してしまうほどに過酷なものを与え続けた。その結果は言わずもがな…ボロボロになった自分が完成した。しかし、それが当然。罪とは絶対に裁かれなければならないもの。罰とは罪を償うための代償。罰という慈悲で、罪を償うことができる。つまり、罰を負わなければ、罪は絶対に…消えない。自分は犯した罪に対して、相応の罰を負った。そして、通常の人間に比べてマイナスの位置からスタートせざるを得ない状態になった。しかし罪を犯した自分だから…それが当然。そうでなくては…罪を犯してしまった相手に示しがつかない。罰を負って、ボロボロになった自分を見せて相手に償いの事実を確認してもらう。それでも許してもらえない可能性が高い。でも結果に関係なく、罪とは罰を持って償わなければならない「義務」だ。今日も罪を償うために罰を背負い続ける。いつ償いが終わるかも分からない。それでも、自らが犯してしまった罪を絶対真理のもとに…今日も自らを血だらけに…あぁ…今日も空が青いなぁ。