2004/11/18(木)00:42
こどものころのこと。
今の子って、行動力あるというか、怖いもの知らずなんでしょうか?
出入りしている作家さんのサイトで、こどもたちだけがプリクラを取りに行く・・・という話をしていました。
その方はこどもむけの本を書いてらっしゃる方なので、サイトに来るのは作品のファンの子供たちと、こどもの本に感心のある大人たちです。
その中の子供用掲示板での会話でした。
プリクラを撮りに行く子たちのカキコを見て「私の子供の頃に比べると、かなり行動力あるよなぁ」と思いました。
それでも私もけっこうあちこち出かけてた方ですが。
当時、父は会社員、母は自営業で家に店を構えていました。
私の遠出は小学3年生のとき、遠足に被っていく帽子を買いに一人で街まで出かけたのが最初です。
父は仕事の都合、母は店を空けることができず、一人でバスに乗って帽子を買いに行きました。
知らない人には付いていかないことと、買い物が終わったら寄り道せずにまっすぐ帰ってくることが条件で、ま~っすぐ家に帰ったのは言うまでもありません。
パイル地に赤いラインの入った布の帽子でした。
小学校高学年のときにはどうしても見に行きたかった映画にも弟とその友達をつれてこどもだけで上映館からバス・電車の時刻に至るまで色々調べて見に行ったし(それでも心配した父が隠れて様子を伺っていました・・・)、母にくっついて本の仕入にも行きました。
本の仕入に行ったときにはお昼が外食で、普段はめったと入れないファストフードのお店に入っていいとのお許しが出てましたから、吉野家とミスドに興奮していたのを覚えています。(基本的に食事は、家で家族揃ってするものでしたので・・・)
中学に入ってからは一人で行動しても良いとのお許しが出てたように思います。
同行者と行き先は必ず告げることと、早めに帰ってくることが条件でした。
ただ、繁華街や飲食店に目的もなく行くことは許してもらえませんでした。
その頃、演劇や映画にとても興味があったので、見に行ってもいいかの相談をしたところ、「やめときなさい」と言われ、泣く泣く諦めたのを思い出しました。
大阪に出たりすることはあっても、本の仕入など家の用事で出かけることがほとんどで、寄り道も本屋さんや文具店がほとんどだったように思います。
高校になると飲食店への出入りは大人の付き添いありなら認めてもらえるようになりました。自転車通学の延長で自転車であちこち出かけるようにもなりました。
そのころ参加していた図書館の読書会で、友人たちと一緒に指導者の先生や担当の司書さんに連れられてお茶を飲んだりお昼を食べたりするのがほとんどだったように記憶してます。
ただ、文化祭の打ち上げなどで学生だけで夜喫茶店に入るのは止められました。
・・・お酒が出る可能性があるから、と。
・・・校則もありましたが、親と私との取り決めで、です。
だから高3で家の近くのファミレスに文化祭の打ち上げで入ったときは、大人になったような気がしました。
そこまでには色々長い道のりがあったんですけれども、高校最後というのと、文化祭の舞台を見た母が「いい思い出を作っておいで」と送り出してくれたのが大きかったです。
そこから考えるとわが娘も含めて今の子供たちは「不良」なのかしらん・・・と思ってしまいました。
2歳児にして夜の食事を親と一緒に居酒屋でとるというのはやっぱり常識ないんだろうなぁ・・・。(TT)
う~ん・・・。