石田彰の名前に惹かれて・・
ブックオフで獲物を物色してたら数ある中から「親友」ってタイトルのオムニバス形式のドラマCDを買ってしまった。出演者は石田彰、保志総一郎、子安武人、森久保祥太郎、千葉進歩、山口勝平、萩原秀樹。結構いいトコぞろいでしょ?(笑)子安さんは18歳だったけど他は全員元気印の12歳。声変わり前の甲高い声だったけど違和感ないね。そういえば皆さん受けキャラ(>▽<)b OK!!だもんね。凄いわ~v何がじゃ。(笑)石田さんが主役でそれぞれの友達との会話で成り立ってるんだけど、中学になる前のゲームに夢中のたわいないじゃれあいから、幼馴染で一番の友達が中学校が分かれることの寂しさや、やんちゃ坊主が自分の進路を語り始めたことへのあせり、芽生えたての初恋の可愛い感情なんかを子供っぽい口調で丁寧に語って聞かせてくれてる。中でも笑えたのが山口勝平ちゃんがやってる探偵気取りの史彦との会話。クリスマスのプレゼント交換で2回くじを引きなおしたら全員同じ番号が出た事が、トリックを使った犯罪だと主張する史彦。「科学的に考えてみよう・・。よし!謎は解けた!」「わっ、早い。もう解けたの?」「う~ん、そうだな~。最初はみんなのアリバイから調べようか。」「なんだ。全然謎解けてないじゃない。」「解ってないな~。推理ってのは最初にコレ言ってから始めるもんなんだよ。よし!謎は解けた。おばあちゃんの名にかけて。」「何でおばあちゃんなんだよ~?」「うち、おじいちゃんいないから。」「そうだけどさ~。」「現場に証拠品が無いか調べとけばよかったな~。」「証拠品って?」「普通は、釣り糸や輪ゴムが落ちてるんだよ。あと、押しピンやセロハンテープも怪しんだけどね。机やいすに糸の擦れた跡があれば間違いなく誰かがトリックを使った証拠さ。」「え~。なんか密室トリックみたいだよね~。」「人のいる部屋で起きた事件は密室トリックって言わないんだよ~。」「でも部屋には被害者がいるじゃない。」「被害者は数に入れないんだよ。」「うん。それじゃあプレゼント交換は全員が被害者だから密室トリックになるんじゃないの?」「え?アレ?そうなのかな?」「そうだよきっと!密室トリックだよ~。その方がかっこいいじゃない。」結局一番最後に入ってきた浩輝が自分の持ってきたプレゼントを誰にも渡したくなくてトリックを使ったんだ。と判決を下した史彦に「でもあの後育哉とプレゼント交換してたよ。中身知ってるからって。」優が意義を申し立てた。「そっか。う~ん。残念ながらこの事件は迷宮入りだな。」「え~。なにそれ。まあいいや、僕は色鉛筆もらえたから。」やけにあっさり引き下がったと思ったら、オカルト大好きの探偵は「もしかしたらアレって、サンタクロースの霊の仕業かも知れないな~。誰にどのプレゼントが届くかサンタクロースの霊が先に決めてて、それで同じ番号が出たんだよ。」と霊を持ち出してきた。「ソレはあんまり科学的じゃないんじゃないの?」「何を言ってるんだー!霊も立派な科学だよ!」どーしようも無いことを押し切る辺りがあどけないくて可愛いvv大人から見たら知ったかぶりって解るけど、それを真面目に受け入れてくれる同じレベルの友達同士の会話って楽しかったな~。12歳ってこんな子供なんだよね。なんかほのぼのしてしまうわ。(笑)