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カテゴリ:アニメいろいろ
息子達の間では「ときかけ」なんだって。
「時をかける少女」でないとピンとこないつーの。 息子がお泊まり友達を連れてきた。 明日のちょっと遠いことのイベント(eメッセとか企業モノ)に学年全員実費出席を言い渡されたとかで、旦那に送ってくれと交渉してて、オッケーが出たのでそれに便乗する友達だった。 夜食も入れて4食の見返りは「ときかけ」のDVD。 その友達が凄く良かったとアピールするもんで、息子がえらそーに「持って来い」と言ったらしい。 ソレを見つけたら私が黙ってるはずが無いしー 時をかける少女は若い頃実写映画で見てた旦那も是非見ると言い出したしー 家族全員無理やり夕食後の上映会となったわけ。 「これは去年の劇場版だけど、劇場アニメの賞を総なめにしたらしいよ。」と、旦那に私。 「そうですよね。評判イイですよね。」と、嬉しそうに友達。 「ハラダトモヨは出てこないの?声も?」過去にこだわる旦那。 「あー。今のトコ聞こえなかった。戻して!」えらそーな息子。 キャラは貞本さんなのでエバゲリっぽ。 背景がしっかりしてるので、あっさりしたその顔で丁度良い感じ。 主人公の住む草木の多いちょっと古い家とか、坂の多い街で踏切までの傾斜が急だから(この坂が話の重要ポイント)踏み切りから見た対向側の家並みも遠ーくまで細かく描き込んであって圧巻。 なんかジブリを感じさせる。 トモヨちゃんの役だった少女は主人公の叔母さんになってて「魔女おばさん」と呼ばれてた。 主役は超元気なちょっと考えが子供っぽい女子高生。 タイムリープする時、転げ回ったり高いとこからジャンプしたり、なんであんな危ないことせんならん?つーほど体張ってたw。 けど、無駄な事にタイムリープ使いすぎやろ・・・。 やっぱりあるのか、別れのシーン。 30年ほど前、ドラマの時も泣いたっけ・・・(未来人が長谷川諭ってかわいい子、今どうしてるんだろ)。 映画の時は・・・覚えてないw。 全く違う話と心得てたけど、「化科学準備室で出会う」「未来から来た転校生」「叔母さんの棚の隅にラベンダー(叔母さんはラベンダーの香りで跳んだ)」くらい? 昔の話との類似点があって嬉しかった。 なんか純粋に恋物語りとして良かった。 大切な友達から「俺と付きあわねー?」とコクられて、今のいい関係を壊したくなくて、コクられる前の時間に何度もタイムリープするんだけど上手くいかず、4回くらい繰り返すあたりが笑えた。アホじゃん?こいつw。 でも、ここからだんだんズレが始まってくるんだよね~。 自分の都合で他人の「あるはずだった未来」を変えまくってたツケが来たってとこ。 自分のせいで力を使いきって未来へ帰れなくなった彼が、正体を知ってしまった自分の前から消えて、初めて自分の恋心に気付き同時に失恋って時、子供のようにワーワー泣いて、その泣き方がトトロのメイちゃんのような自然で大げさで、ホントに呼吸出来ないような必死さで、その演技力にもらい泣きしちゃう。 「あなたは私みたいに待つタイプじゃないでしょ?待ち合わせに遅れてくる人を迎えに行くのがあなたでしょ。」と、今まだ未来から来る人を待ってる魔女から背中を押され、泣くのをやめて行動する。 結局は彼を未来に帰すことになるんだけど、ここの彼女の決断してからの行動が潔くて好き。 これは世代を超えて感じるところのある作品になってていいね。 黙って見てた息子は「あとでもう一回見る」んだって。気に入ったみたい。 あー。ホント。いいもの見せて貰ったよ。 オトモダチ~vまたDVD買ったら持って来てねv お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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