ポーの一族 1 やっと来た
昨年末にアマゾンで注文したのがやっと来た。在庫が無いって、そんなに売れたのかな。ラジオ関西で毎週ラジオドラマを放送してるらしいけど、金沢で聞けるはずも無く、インターネットラジオの「ポーの一族」では、ドラマの部分を聞かせてくれない。パクロミと斉賀みつきがやけに熱心にエドガーとアランを愛しているか語るので、ここはやっぱり聞かないと、と思わされてしまったww。う~ん。懐かしいけど新しいポーの一族って感じ。ストーリーはそのまま、BGMも邪魔にならず厳かな雰囲気を出してて、イメージも壊れてないし、いい感じじゃないですか。私にしてみれば、萩尾望都の「ポーの一族」は聖漫画なのですよ。小学生には難しかったけど教科書より熱心に読んでた愛読書なのですよ。なのでもうすっかり頭の中にはエドガーとアランのイメージが固まってて、子供の頃の想い出と同化してるので、それはもう誰が声を当てようとピッタリになる事は無いでしょうね。なので、これはパクロミとみつきちゃんの新しい「ポーの一族」ってことで好きvエドガー 朴ろ美アラン 斉賀みつきメリーベル 猪口有佳グレンスミス 関俊彦クリフォード 関智一ポーツネル男爵 石飛幸治シーラ 佐々木瑶子最初の話しになる「グレンスミスの日記」はポーの村に迷い込んだグレンスミスが誤ってメリーベルを撃って、エドガーが激怒するところから始まる。「メリーベルが死んだらお前を殺す。メリーベルは小さい頃から俺が育てた。俺の全て。俺の愛。メリーベルのためだけに俺は生きてる。」薔薇しか育てず、薔薇しか食さない村人、メリーベルの回復は早く、それはたぶん人間ではない。それでも無事に帰ることが出来た彼の首残るエドガーの指の痕が消える頃には、その村のことも幻と思うようになり、日記に残すのみ。やがて、人のエナジーを集めるために村から街に移り住み、そこでエドガーが通う学校の校医のクリフォードに正体を見破られ、メリーベルが撃たれて、人間の報復を恐れ逃げ出した、父代わりのポーツネル、母代わりのシーラは馬車の下敷きになり、砂になった。一人でこの先の長い時間を生きて行くことなど出来ない。生きている意味が無くなった。母を亡くしたアランは財産目当ての叔父の娘と無理やり結婚を承諾させられることを拒み、弾みとはいえ叔父を手にかけてしまいパニックに陥る。すでにアランが気に入って仲間にしたいと思っていたエドガーは、全てから逃げたいと願うアランを連れ永遠の旅に出る。まあ、今回はそこまで。すでに2巻目が出たらしい。