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カテゴリ:祈り★感謝
今日は、泣いた。 4回泣いた。 泣きそうになりながらも、ぐっとこらえて 2時間を過ごし、 外へ出たら、 たまらなかった。 何に、自分が、ずんっ・・ときてるのか、 その時は、まだ、わからずにいた。 ボーっとしながら、夕飯の買い物をし、 自分の中を見つめてみた。 何が、そんなにつらかったのか。 夏から毎週通っている病院。 この頃、彼は体調がよくない。 何度も、無呼吸がやってくる。 ピィピィという知らせのブザー。 ママが、「呼吸せな・・」と微笑む。 彼女の精一杯の明るさ。 数分おきに、唾を取り、鼻水を吸わせる。 これまでには、見なかった光景があった。 今、愛する我が子が、 このような状態にあったら、 私は、どんな風であれるだろうか。 とても、この場を離れることが出来ないだろう。 でも、彼女には、0歳の娘もある。 保育園に迎えにも行かなくてはならない。 家庭での仕事は、エンドレス・・ だから、 どこにいても、ぐっすりと眠れないまま、 日にちが過ぎる。 「もう、誰にも頼らない」 彼女がきっぱりそう言った。 「障がいのある子を持つ親にしか、わからないことがある」とも・・ 私は、反論したくても、 何も言えなかった。 私に、それを吐き出してくれただけで、 充分だった。と、今思う。 でも、 つながっていると信じていたが、 急に鍵をかけられたようなショックが その時、あったように思う。 今まで、何度だって、 途中で離れていく、あるいは、関わってくれない そんな人と出会ってきたのだから。 彼女の傷は深い。 出会った頃に戻ったみたい。 最初の頃の瞳になってた。 さっき、テレビで美輪さんの番組があってた。 みなさん、見られたかしら・・ 「千手観音」 聴覚を失った中国の少女たちが、 見事なまでの千手観音を演じる。 私は、彼女達の顔を見ただけで、 今日一番の号泣をしてしまった。 それは、なぜか? 無意識のままに、溢れてきた。 魂だけが知っているスイッチが入ったみたいだった。 そしたら、この言葉が聞こえた。 「 悲しみを知っているものだけが、 慈悲の心 を 躍る 」 千手観音の一番前に立つ少女は、その心を表すそうだ。 悲しみを抱きながら、微笑むから、 だからこそ、美しく、10億人が泣いたという、 人々を、感動させてしまう。 そして、悲しみを何度も乗り越えた魂は、 その明るさと素直で無邪気な笑顔に包まれ、 黄金に輝いていた。 私は、人々をみな、愛してる。 気まぐれじゃなく、 何かをすることも、 わかってあげることも、 きっと、 なんにも、なんにも、出来やしないだろう。 でも、愛してるの。 私は、つながった手を放したくないの。 世界中には、今も、 いろんな人がいろんな思いを抱えて生きているんだな。 つながっていくためには、 勇気が必要。 はがいいほどに何も出来ない自分を受け入れながら、 あきらめない。 私は、 彼らに出会えたことに、深く感謝しています。 悲しみに出会えたことも・・・ 踏ん張って、 しつこく生きたるぞ。 まだまだ、つづきに期待してね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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