月夜に夢を　　

平成14年4月からペイオフ凍結が解除され　万一のとき
定期預金等については　預金者ひとりあたり
1000万の元本とその利子に相当する額までしか保護されない
と決まったあの頃
資金だけを動かしているような休眠状態の関与先は
都市銀行と呼ばれるすべての銀行に資金を振分けたり
国債などの有価証券や　土地への投資も視野にいれて考えたり
いろいろ対応に追われた。

だが　1000万というその金額のせいか
個人のお客様からの問い合わせはほとんど無かったように思う。

次になにやら騒がしくなる（お客様からの質問が増える）としたら
平成17年4月から　無利息の決済性預金を除く普通預金などが
全額保護の対象から外れる　その頃だろう。


そう。本日はこの預金保険制度についてのお勉強だった。


へええ。この保険制度の対象となるものには優先順位があったのか。
満期の早いものや利率の低いものから優先されて保護される。
つまり　普通預金700万　定期に700万　積んでいた場合
普通預金の700万と定期の300万が保護される、と。

ふうん。確定拠出年金や財形貯蓄も
他の預金と合算されて　計算されるのか。

問題を解くたび　知らないことに出会う(笑)



農協等の「貯金保険機構」
　→預金保険と同じ内容

証券会社の「投資者保護基金」
　→分別管理が行われていなかった場合でも1000万まで補償

保険会社の「保険契約者保護機構」
　→責任準備金の90％補償
　　（ただし自賠責と地震保険、火災保険の一部　は100％）

郵便局の「郵便貯金法第三条（政府の保証）」
　→・・・。


やっぱり　不公平だろうな。うん。