月夜に夢を　　

未経過分の自動車税や自賠責保険料が　
消費税法上の課税仕入れになるということは　知っていた。
取得価額に含まれる性質のものだということで。
（土地の未経過分固定資産税と同じことですな）
だが　先輩は知らなかった。本日の回覧で知ったと驚いていた。

同じ研修を受けてきたはずなのに　
やはり聴いている部分が違うということか。

でも重量税はどうなるんだろう？と常々思っていただけに
これを機会に調べてみることにした。
そしたら　なんと。まあ。

重量税に未経過分（つまり月割）はありえないらしい。

車検時に一括前納したら最後　戻ることはない、と。
もちろん購入時に車検も発生するような中古車であれば話は別だが
車検まで残っている期間のある中古車の場合
“重量税”が請求されることはないはず、ということになる。
これを請求していた場合　それは悪徳業者だと(笑)

となれば　中古車購入時の仕訳はいたってシンプルになる。
耐用年数の計算の手間だけはかかるものの。


「なるべく資産は買わないようにしましょう」
そんな指導をする会計事務所はさすがに無いだろうが
先日客先で　固定資産台帳を作る御手伝いをしていた上司が
冗談交じりにそう言っていた。
きっと　半分本気だったに違いない(笑)