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病院の窓口で支払っている医療費が
結構先方のミスで間違って計算され請求されているケースが多いのだと この制度を利用していると否応無く気付く。 この制度は市町村によって差があるようだが 私の住んでいるところでは だいたいこんな制度になっている。 児童扶養手当をもらっているひとり親家庭が対象。 その子供と親の医療費が 一部助成される制度であって 調剤薬局に支払った金額については全額が助成され 病院に支払った金額については ひとりにつきひとつの医療機関において月1000円超支払った場合 その超えた金額が助成される。 まずいったんはフツウに窓口で医療保険の自己負担額を支払う。 後日 申請書(保険点数等の記入)を持っていってその医療機関で証明を受け 先方から直接市町村に送ってもらうか 自分で市役所に提出する。 受理されてから1~2ヶ月経過後 あらかじめ登録してあった口座に振り込まれる。 この一連の流れになるわけなのだが (1)医療機関にその申請書を記入してもらおうと持参した段階で発覚 (2)市役所から直接医療機関に問い合わせがあり発覚 母子家庭歴5年目の私であるが この間(1)(2)とも併せて何回も 「窓口で支払ってもらった金額が多かったためお返しします」という事態を経験した。 いずれも過払いであり 不足は無いというのもこれまた腹立たしい。 もちろん この制度を利用していなければ そのまま 本来払わなくていい金額を払いっぱなしだったということだ。 モノを買うときは なんでもそのモノ自体に金額がついていて サービスを受けるときにも 料金はきちんとそれにあわせて設定されていて お財布の中身と相談しながら それを自分が必要とするかどうか決めるものだろう。 ところが医療費ほど不明瞭なものはない。 怪しげな風俗店とか どこぞの○○報酬のようなものだ。(自戒をこめて) 請求された金額を 言われたまま支払うしかない。 医療費の総額に数値目標を設定する云々の前に やらなければならないことは 透明性を高めることなのではないか。 薬を処方するのに この薬はいくら あの薬はいくら 聴診器をあてるのに お腹はいくら 背中はいくら 喉を覗いたらいくら。 あ。今月厳しいから喉はいいです、見なくて結構です、 そんな患者が増えちゃったら困るとでも言うのであろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.09 01:12:56
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