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テーマ:ライトノベル・小説(449)
カテゴリ:ライトノベル(講談社、電撃)
レベル1落第英雄の異世界攻略 (電撃文庫) 文庫 2015/9/10
真代屋秀晃 (著), 紅緒 (イラスト) 【あらすじ】 異世界の残念美少女と一緒に経験値稼ぎ。こんなパーティじゃレベル上げもできないっ! 異世界召喚にありがちな「俺TUEEEE」状態ってわけにはいかず、俺の初期レベルはもちろん「1」。俺はとっとと帰りたい。 「でもケイタさん、レベルを上げないと元の世界には戻れませんよ! 一緒にダンジョンで経験値稼ぎにいきましょう! 」 「くくく、ケイタ。あなたには魔王の才能があるわ、レベルアップすればきっと殺意の波動に目覚めるはずよ! 」 そんな俺がパーティを組んだのは、異世界のゲームオタク少女リゼラと、クソスキル持ちの魔族ナルミエ。(←正直どっちも弱い)。なんか既に詰んでる気がするんだけど。俺、この世界を攻略できるのかな……。 【ひとりごと】 運動も勉強もまるでダメなのび太以下の主人公がばかげた理由で異世界に転移した物語。転移者たる主人公はレベル1の無能で魔力がなく異世界の学校生活は落ちこぼれ扱い。体育館の倉庫の片づけで出会ったゲームおたくの美少女ヒロインと出会うことから始まり、ゲーム部に入ってゲームして元の世界に帰る方法を探すことに。呪いの館に行ったり、詐欺師みたいなアイテム屋の同級生と関わったり、洞窟でレベル上げ仕様として失敗したり、魔族ヒロインと行動したり、ハーレム形成しながらゲームして最終的には裏ボス見に行って起動させ、校舎とかぶっ壊しやべー状況に。生活を保護してくれているロリ学園長が頑張って裏ボスと戦って、生徒である主人公たちは逃げる。まあ、やっぱ戻ってロリ学園長と一緒にって感じだけれど。最後は裏ボス止めて終わり。 総評。 普通かそれ以下。 運動も勉強もダメで浅慮なのび太以下の主人公は主人公補正でどんどんハーレムを形成していくのは問題ない。あんま興味ないけれども、よくある展開。ファンタジーである異世界で現代的なゲームをするというのは正直、クッソ微妙な世界観で学校生活も現代風でクッソ微妙な感じでげんなりするけれども、ゲームをしてゲームの流れをなぞらえて現実でも同じような行動するという点ではなかなか面白かった。RPGやってる感じってやつですかね。ゲーム自体はファンタジーで起きた英雄ミツルの旅路をなぞらえたゲームなのでファンタジー世界でも普通に存在する。だから結構RPG風になるので面白い感じなのです。ただまあ、世界観が微妙で、最終的には主人公の浅慮な行動で裏ボスが起動し破壊の限りを尽くして被害甚大_(:3」∠)_って感じで――ぶっちゃけていうと、無能主人公のせいで被害甚大っていう展開は一番嫌いな展開である('ω')このくそきめえ主人公くたばれって感じ。許されざる展開である。 というわけで微妙ですな。 いいところもあるのだけれど、世界観や最後の裏ボス展開での主人公の浅慮で評価はダダ下がりですな('ω')わるいが主人公のせいで被害甚大。しかも主人公は無能というところはさらにイラっと来るポイントでして、無能、浅慮、被害甚大が重なれば最早救いようがないんご_(:3」∠)_ なお、タイトルは微妙だと思われる。 そこはかとなく地雷臭がするんご_(:3」∠)_その通りだったんご。電撃文庫から出てるのでまじかって感じだお('ω')。 レベル1落第英雄の異世界攻略【電子書籍】[ 真代屋 秀晃 ] レベル1落第英雄の異世界攻略 (電撃文庫) [ 真代屋 秀晃 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.10.18 07:40:04
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