2021/10/03(日)22:30
セガワさん
青森将棋センターのN岡席主から電話があり、飲み会に誘われた。聞けば、小学生名人戦の県予選を明日に控え、日本将棋連盟から棋士が派遣されてくるそうな。「どなたですか」「瀬川さんで~す」といつもの調子でやりとりし、仕事が済んでから「天ぷら堤」へ顔を出すことに。
瀬川晶司さんと言えば、年齢制限で奨励会を退会させられ、一度は棋士になるのを諦めたにもかかわらず、その後テレビ棋戦のアマチュア枠で大活躍し、特例のプロ入り試験に合格して話題を浚った人だ。どんな凄い根性の持ち主かと思ったが、ソフトで丁寧な話し方ゆえ、そうした熱さや激しさは、微塵も感じられない。「大学に行き、社会人になり、趣味で将棋を指すようになって、そこで将棋のすばらしさを再確認した」と、訥々と語る口調には好感が持てた。
青森県出身の行方八段とは仲が良いそうで、12月の結婚式のエピソードを漏れ聞いたが、それは流石に、ここには書けない(はは)。まあ、いかにもナメチャンらしいということで。「で、瀬川さんは、ご結婚は?」「いやぁ、ワタシはねえ…」と何だかモジモジ。とりあえず、季節のお酒「三戸のどんべり」を差し上げて、気分良くなって貰った