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頑張れ東北!みちのくの光は消えず~2003.1.1

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ようこそ青森県立郷土館へ…総合博物館
青森将棋界…若い人材が育っています
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◆入選作品集…ブログ中の「素材」とは別物


入選作001 将棋天国 昭和55年 あき(第15号)


入選作002 近代将棋 昭和63年12月号


入選作003 将棋世界 平成4年3月号付録


入選作004 将棋世界 平成7年3月号


入選作005 将棋世界 平成12年4月号


入選作006 将棋世界 平成13年2月号


入選作007 将棋世界 平成13年6月号


入選作008 将棋世界 平成13年7月号


入選作009 将棋世界 平成13年9月号


入選作010 将棋世界 平成14年5月号


入選作011 詰将棋パラダイス 平成15年2月号


入選作012 詰将棋パラダイス 平成15年7月号


入選作013 詰将棋パラダイス 平成15年8月号


入選作014 詰将棋パラダイス 平成15年9月号


入選作015 詰将棋パラダイス 平成16年4月号


入選作016 詰将棋パラダイス 令和2年9月号


入選作017 将棋世界 令和4年9月号


入選作018 詰将棋パラダイス 令和4年11月号


入選作019 詰将棋パラダイス 令和5年8月号


入選作020 詰将棋パラダイス 令和5年11月号


入選作021 詰将棋パラダイス 令和6年1月号


◆素材集…平成15/2003年分


素材001 平成15年1月11日


素材002 平成15年1月12日


素材003 平成15年1月26日


素材004 平成15年1月28日


素材005 平成15年2月11日


素材006 平成15年2月17日


素材007 平成15年3月25日


素材008 平成15年4月22日


◆おもしろい話…ウソかホントか


おもしろい話①


おもしろい話②


おもしろい話③


おもしろい話④


おもしろい話⑤


おもしろい話⑥


おもしろい話⑦


おもしろい話⑧


おもしろい話⑨


H15新春大会奮闘記…有段者戦で優勝しました


◆『弘前藩』~現代書館「シリーズ藩物語」(広告)


デーリー東北(書評/三浦忠司氏)


陸奥新報(書評/市毛幹幸氏)


東奥日報(書評/瀧本壽史氏)


◆『八戸藩』~現代書館「シリーズ藩物語」(広告)


デーリー東北(書評/三浦忠司氏)


東奥日報(書評/市毛幹幸氏)


『八戸藩』ポスター


◆妄言集…トンデモ発言の数々


001「一発だけなら誤射かもしれない」


002「破片がどこに飛んでくるかも」


003「自衛隊が宮古島に来たら」


004「人を殺すための予算ではなくて」


005「こんなんで起こすな」


006「お前は人間じゃない」


007「それはAIだからです」


008「座右の銘が「面従腹背」なんですよ」


009「内閣が倒れる」


010「陛下が開会式で」


011「自民党の長期政権が」


012「処分するぞ」


◆これは買い得…蔵書を断捨離。格安販売です


長谷川成一編『北奥地域史の新地平』…込み4000円


本田伸『弘前藩』シリーズ藩物語…込み1300円


本田伸『八戸藩』シリーズ藩物語…込み1300円


Comments

O内です@ その後 先生からお返事いただく前に変化がありま…
O内です@ お久しぶりです お元気にしてますでしょうか?あの当時は…
キュべレイ@ Re:素材076(01/02) 実戦だったら とっくに諦めた あけまして…
キュべレイ@ Re:素材067(09/24) お久しぶり キュべレイでございます お元…
詰王@ Re:Freepage Listの「今月詰棋11」(09/30) EOGさん >Freepage Listの「今月詰棋11…
2019年03月21日
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カテゴリ:歴史
 昨日の話に関連して、小泉八雲『知られざる日本の面影』の中に、こんな話があったのを思い出した。「第二十六章 日本人の微笑」その二から、その大意を記す。
​ 明治の頃、横浜に住んだ英国人商人Tが、侍上がりの老人を召使いとして雇った。老人は髷を結い大小を差していたが、礼儀正しく節度もあり、商人Tは大いに気に入った。ある日、老人が大刀を差し出し「これを抵当にして、少し金を貸して貰いたい」と頼んできた。それは美事な物だったので、商人Tは金を貸してやった。数週間後、老人は金を返し、大刀を取り戻した。​
​ ある日、商人Tは何かのことで老人を叱責した。老人はお辞儀と微笑みでその叱責に服していた。それが一層、商人Tの怒りを煽り、Tは老人に出て行けと命じた。それでも老人は微笑むばかりだったので、商人Tは遂に老人を殴った。その刹那、老人の大刀が商人Tの頭上を一閃した。刀を修めた老人は、そのまま退出した。​
​ Tは老人がくれた珍しい小さな贈り物や、その正直さを思い出して、恥ずかしさを覚えたが、「まあいい、あれが悪いんだ。おれが怒って居る事を知ってゐておれを笑ふやつがあるものか」と、自分を慰めようとした。それで、機会があったら、何か埋め合わせをしようと思った。​
​ しかしその晩、老人は切腹した。遺書にはこう書かれていた。「侍として、理不尽な暴力を受けて反撃しない、ということは耐えられない屈辱である」「しかし、ご主人には金を貸して貰ったこともあり、その恩人に刀を振るうなど、あってはならない」「とすれば、自ら死を選ぶことが、名誉を保つ唯一の方法である」と。​
 商人Tと同様、当時の欧米人の多くは、日本人の微笑の意味を理解できなかっただろう。ギリシャ生まれのアメリカ人ラフカディオ・ハーンはそれを理解できる感性をもっていたからこそ、小泉セツを妻として日本に帰化する道を選んだ。辛抱する。じっと耐える。それこそが日本の美学であり、その臨界点を越えた時に、すなわち微笑が失われた時に、「切れたら怖い」という現象が現れるのだ。堪忍袋は、日本以外にはないものなのである。





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Last updated  2019年08月01日 22時18分35秒
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