日本将棋連盟の機関誌『将棋世界』の人気コーナー「詰将棋サロン」は昭和35年(1960)1月号から始まった。今年9月、61年目を記念して刊行された『詰将棋サロン名作選』は、六千題を超える入選作から560題を選んで載せたという大冊である。ワタシは過去に7作ほど入選しているが、「名作」かどうかは自分では判断できないから「載ってたら良いなぁ」ぐらいにしか考えていなかった。それが今日、本屋で見つけたので目次を繰ってみたら、ちゃんとワタシの名前があるじゃないの!しかも、クーポン券を二千円分持っていたので、千円ちょっとで買えましたよ。「僥倖」とは、こういうことを言うのである。