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出勤前に義母から、
「羊羹を買ってきて」と頼まれた。 勤務先の店の菓子売場には 全国各地の銘菓を取り寄せて販売しているコーナーがあり、 そこに義母のお気に入りの羊羹が週に1度入荷、陳列される。 彼女の生まれ故郷の名産で 以前は自分でお取り寄せしていたのだが、 私が勤務先で販売しているのを見つけて買って帰ってからは 「また買ってきて~♪」と頼まれるようになった。 「ここの羊羹が一番!!」 と、たいそうな気に入りようなので、 誕生日も母の日も敬老の日も義父の命日も 「はい、どうぞ」 と、これさえ渡せばゴキゲン。 また、茶道サークルへの手土産にと言えば 何とかのひとつ覚えのように、 とにかくこの羊羹は、彼女には万能菓子であった( ̄∀ ̄) で、今回も知人にちょっとプレゼントしたいと思ったらしく、 私に買ってくるよう言ってきたのだが… 売場からいつの間にかその羊羹が消えていた。 販売員さん曰わく、 あまり売れ行きがよろしくなかったようで、 入荷がストップされたのだそうだ。 で、義母に電話を入れ、その旨伝えた。 ならば、別の物を見つくろってくれと言う。 手渡す相手もお年寄りらしいので、 甘い物で、あまり歯に負担のかからないものが良いと思い、 私:「○田屋まんじゅうなんかどうですか? ひと口サイズで、つるんと食べられるし…」 義母は、どんなのかわからないと言うので 私:「ほら、前に仏様のお供えに私が買って帰ったでしょ? 小さい薄皮のおまんじゅう…」 義母:「ああ! あれは美味しくなかったしなあ~!」 (・_・)エッ..? 何とおっしゃいましたか? 私は1度食べて、そのおまんじゅうが気に入ったので、 甘い物好きだった亡き義父の仏前にお供えしたのですが… あ~そうですか~ まずかったんですか~(-o-;) …ったく(;`皿´) しっとりとした薄皮が上品な甘さのこしあんを包み込み、 ひと口サイズなので、いくつも食べられるおまんじゅうが 義母にはお気に召さなかったんですね~|( ̄3 ̄)| だったら、 他に言いようがあるでしょう!? 悪いけど、自分はあまり好きではないので…とか。 いつも、そう。 贈った側の私を目の前にして はっきりと「あれはまずい」、「あんなの要らん」と。 当の彼女は、全く悪びれず言う。 そうやって私の怒りをかっているのに、 地雷を踏んでも、 不死身の彼女は何も感じない。気づかない。 そして、「つんつんさんに任せるわ~適当に選んできて~」だと(¬з¬) 予算も何も言わずにさ。 適当にって言われてもさ、 私が美味しいからと買ったものを「まずい」と言っといて… ええ加減にせぇよ!! でも差し上げる相手の方に罪はないから、 京都銘菓の有名なお店の、品の良さそうなお菓子をバラで ひとつひとつ、違う種類の物を箱に詰めてもらいました。 ちなみに味見のため、自分用に2個買って自宅で食べてみましたが、 見た目も秋を感じさせ、甘さも上品で 一緒に食べた次女も喜んで食べていました。 初めは、「こんなのを買いました」って感じで義母に食べてもらおうかと買ったのですが、 また「まずい」って言われたら嫌ですからね。 しっかり次女と2人で完食しました(笑) そして、最後のオチは… 「ありがとうね~いくらだった?」と言われ、 903円だったけど端数を切り捨てて「900円でした」と答えたところ、 千円札を渡されました。 はじめに予定していた羊羹が1本600円だから、 あまりにオーバーしてはいけないかな?と 私なりに悩んで、千円以内で収めてきたし、 千円札を出すってことは、普通なら頼んで買ってきてもらったのだから、 「ありがとう。そのまま取っておいてね」って言うのかと思いきや、 そこはやっぱりあんびりさまでした。 「あ、お釣りは後で持っていきますね」 って言うだけ言ってみたら 「はいはい」と。 お釣りの百円、しっかりと受け取られました。( ̄○ ̄;) わかっちゃいるけど、 やっぱり慣れません(∋_∈) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年10月18日 18時01分24秒
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