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turbo717's Activity 

New York City Marathon-2

Queensboro Bridge


ニューヨークシティーマラソン(New York City Marathon) その2

本日は昨日に引き続き、ニューヨークシティーマラソン(New York City Marathon:以下にNYCMと略称)について概要を書きます。

上の絵はマラソンコース中間地点近く(4.5kmほどゴール寄り)のクイーンズボロ橋(Queensboro Bridge)です。2重橋で下側の左寄り(こちら側)をランナーが手前に向かって駆け抜けます。朝日が昇った直後の景色です。Roosevelt Islandという中の島にもビルが建っています。East River 河岸の57street Sutton SQ.からの景色です。

下の絵はセントラルパーク南部のThe Lakeです。マラソンゴールが、左辺左(ここでは切れていますが、ダコタハウス(Dakota House)の前です。)

初めての人は昨日の日記を参照ください。

スタート
ズド==ンという音と大歓声。
この時間はよくわかりません。11時スタートの筈です。実際は10時47分(1999年)や、11時13分(2002年)などと、時間があいまいです。沿道の警備OKのサイン待ちのようです。しかし、押しても前に進まないのです。ぎっしり人で埋まっていますので。もっともエリートランナーはもう橋の向こうを走っていることでしょう。
前のほうから集団がバラケていきます。靴にチップを装着していますので、スタートラインを跨ぐと”ピッ”という音がし、時刻が記録されます。個人のラップタイムが計算される仕組みです。ただし翌日の新聞(すばらしいです! 完走者すべての記録がニューヨークタイムズの朝刊に掲載されます。:「順位、年齢、性別 ・・タイム」 ex.「2134 Turbo.J 39M・・・3:00:00」 など)に発表されるタイムや、順位はあくまで、ピストル音の時刻です。後ろの方は20分くらいのタイムロスになります。
いきなり、ベラザノ橋(Verrazano Narrow Bridge) (約1.5マイル(2.4km)の橋)の登りになります。スタテン島(Staten Island)とブルックリン(Brooklyn)を結ぶ橋は、また、マンハッタン島(Manhattan)側のUpper New York Bay と南側のLower New York Bayを結ぶ海峡-The Narrowsの上に掛けられた橋でもあり、北米最長のつり橋です。
橋の上は相当な風と急勾配であります。この橋は2重橋となっており、上の段を、Top(招待選手など)+Blueグループが走り、下の段をGreen(5時間)+Red(それ以上)のグループが走ります。約2万人-1000tの荷重がかかりますので、橋が揺れます。この巨大な橋はNYCMのシンボルとなっています。橋の上から、マンハッタンのダウンタウンが見えます。上空には何台ものヘリコプターが舞い、下の海面には船が虹色の放水をしてくれています。

ブルックリン区(Brooklyn)  2~13マイル(3.2km~20.8km)
橋を渡りブルックリンへ入ります。NYFD(消防局)のはしご車が迎えくれます。最初の給水は2マイル地点です。その後は1マイルごとにあります。
道路左右から声援が始まります。ここからゴールまで、人垣は途絶えることがありません(沿道の総応援人口200万人)。このあたりはまだ、応援者は1列くらいです。生演奏が各戸や街角に。ジャズ、ダンス、ロックバンド、マーチングバンドが元気づけてくれます。
ブルックリンは住宅・商店が主ですが、はるかに聳えるのがブルックリン区の役所です。白く高く、ランナーのランドマークになっています。8マイルまで4th Ave.が続きます。
 3マイル(4.8km)・・・・アイルランドの人たちがバックパイプでの応援。
 4マイル(6.4km)-・Sunset Park。ヒスパニック系、アジア系人種の集まるブロック。
 5~6マイル(8km~9.6km)--Greenwood Cemetry。アジア、アフリカ系人種があつまるブロック。
 10マイル(16km)--Bedford通り
 11マイル(17.6km)--Williamsburg World Center of Hasidic Judaisn--ユダヤ人街--黒い服、黒い帽子をまとった人の集団。静かに本を読む人など。子供たちは揃いの衣装で、縁石にすわりかわいい。
 12マイル(19.2km)--Manhattan Ave.
 13マイル()(20.8km)--Greenpoint Ave.

クイーンズ区(Queens)
 プラスキー橋(Pulaski Bridge) を渡ると、クイーンズ区です。
 この地域は、ポーランド人系の人種が集まる区域。ハーフ地点(21.0975km)です。対岸のマンハッタン島にはエンパイア・ステートビル 国連本部ビル・クライスラービルなどビル群が林立しています。
 応援は拍手、声援、タッチ、差し入れ(水・キャンディ・テッシュなど)など。舗道からの応援、自宅玄関前からの応援。数人のバンド演奏は巨大なスピーカーを備え、音があふれる。選手と応援者双方への景気つけ、祭りとなっています。その音楽応援は、音響が聞き終わらないうちに次の演奏応援が待っています。応援は走るにしたがい微妙に変化しているのがわかります。
 15マイル(24km)--Silvercup Studios HBO-TV show"The Sopranos”が撮影されたところです。

マンハタン区(Manhattan)
16マイル(25.6km)--クイーンズボロ橋(Queensboro Bridge)(2キロ)の途中が16マイル。
中央にエイドステーション。橋中央まで、約1キロの上り坂。ここを渡り終わった箇所をUターンして坂を下り、橋の下をくぐって1番街に入ります。
このコーナは特に応援が多く、圧巻です。橋を渡り終わらないうち異様な声援が聞こえてきます。ほとんどのランナーが感嘆の声を上げるところです。
なんとここから北方向に約6km。8車線のだだっぴろい1番街の通りです。鈴なりの見物人が両側にびっしりといるビル街の繁華街をまっすぐ突き抜けます。はるか彼方まで選手の帯が見えます。
1番街は59streetから127streetまで北上。何十万人という人の張り上げる声援は、この世のものとは思えないものです。この声援に涙。しかし泣いているわけには行きません。
先はまだ12km。1番街を一直線にBronx区への入り口Wiilis Av. Bridge橋まで走ります。5.4kmの直線。

17マイル(27.2km)(1番街1st Ave. 79-72Street)、
18マイル(28.8km)(1番街1st Ave. 96 Street)、
19マイル(30.4km)(1番街1st Ave. 110-120 Street)

ブロンクス区(Bronx)

20マイル(32km)(Willis Ave.Bridge )圧倒的な声援の一番街はブロンクスへの橋となる。この橋を渡るとき選手は歩く人が急に増えてきます。
21マイル(33.6km)Bronx bridge) ブロンクス橋

マンハッタン区(Manhattan) ブロンクス区(Bronx)
遥か彼方にエンパイアステートビル
22マイル(35.2km)・・Harlem ハーレムでは歌と踊りで歓迎。
23マイル(5th Ave. 102-96 Street) East 102Streetからセントラルパークに入ります。East Park Dr.という幅10mくらいの散歩道が、くねるように、アップダウンを繰り返しながら続いています。公園内の沿道には個人名を書いたプラカードの人が続きます。へばっている走者を応援するためです。最後の力をふりしぼらなければならいない箇所です。

24マイル(5th Ave. 86-79 Streetの緯度)--メトロポリタン美術館(Metropolitan Museum)の裏手、美術館から最後の約5kmは、道路の両側に観衆が鈴なり。大いに声援されるので、疲れなど見せられない所です。
25マイル(40km)--East Green
一旦、59Streetに出て、公園の最南端を西に上り詰めます。この間800mのダッシュです。ホテルの多数の観光客も応援に加わります。

26マイル(41.6km)--最後の公園入り口Collumbus Circle口から入れば、あと500mほど。
ここからは応援がありません。走者のみです。互いに激励しながら最終runに入ります。ゴールまで幾本もラインが引かれた箇所となり、カメラの放列のなか、ゴールインということになります。


ゴール
幾度のフルマラソンでも、このNYCMのように終わるのが惜しいと感じるマラソンはありません。
記録もさることながら、湧き上がる達成感や、ボランティアへのお礼の気持ち、大歓声、仲良しになったランニンググループ。
完走後は、防寒にスペースラップというアルミシートや、パンと果物の入った袋をくれます。女性ランナーにはさらに赤いバラが渡されます。
ゴール左手には、1994.10に亡くなったNYシティマラソンの創始者フレッド・リボー氏の銅像があたかも、ゴールタイムをストップウォッチで見ているような姿で建っています。

このマラソンは、民間のニューヨーク・ロードランナーズ・クラブ NY ROAD RUNNERS CLUB(NYRRC)
が実施しています。会長は、アラン・スタインフェルド氏です。

72時間ゴールを開けて待つNYCM
翌日なんと、セントラルパークの中をパトカーに先導された、女性のランナーが走っているではないか。大勢のサポータにかこまれて。杖をついて走る障害者と、それを支援する人たち。ゴールでそれを待つ人たち。NYCMにはこういう顔をもっています。
・・かつて傷ついたベトナム帰還兵が参加したことから72時間ゴールを開けて待つようになったということです。
何回泣かせるのだ・・NYCM!

外国語の会話マスターについて
さて、英語などの外国語の会話習得についての提言です。
日本人が英語などの外国語の会話を勉強するとき、身も心も硬直していませんか。ちょうど猫が診療室にはいるとき、石のように固まってしまうように。
私は思うのです・・このNYCMのマラソンのスタートのときのあの”乗り”。まずは、Body Languageではなかろうかと。ジェスチャでもいい。歌でもよい。こころが通じてきますと、自然おしゃべりが出来るようになります。話すのが流暢になってきます。ですから、ボディランゲージから会話は入るべきではなかろうかと。

ボランティアについて
私は思うのです。ボランティアの原点がここNYCMにあるのではと。これほど多くのボランティアが応募し整然と働く現場があろうかと。何百万人のもひとが気持ちよく応援できる場を提供している姿を。一度見学してみるのも手かもしれません。

2006年5月に開催が計画されている東京マラソンは、このNYRR会長アラン・スタインフェルド氏の意見なども取り入れているとのことです。
国立代々木競技場をスタート・ゴールする42.195kmのコース: 国立代々木競技場→青山通り→皇居南→飯田橋→銀座4丁目→日本橋→築地4丁目→勝鬨橋2丁目→吾妻橋→浅草→上野公園→本郷三丁目→水道橋→高田橋→戸山公園→明治通り→都庁→山手通り→国立代々木競技場 ものすごい観光コース。よだれが出てきます。が・・・。



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