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turbo717's Activity 

空木岳

中央アルプス_百越山_空木岳(その2) 2005/8/24



本日は中央アルプス南部縦走路のお話の第2夜です。
本日のコースは、下の赤い文字の部分です。
JR須原→車→(伊奈川渓谷にそって東へ10km)(伊奈川ダム)→ケサ沢駐車場→福栃平出合→下のコル→上のコル→百越小屋→百越山(2613m)→仙涯嶺(せんがいりょう)(2734m)→南駒ケ岳(2841m)→赤椰岳(2798m)→空木岳(2864m)→駒峰ヒュッテ→空木岳(2864m)→木曾殿越→木曾義仲の力水→北沢つり橋→うさぎ平→ケサ沢駐車場→国道19号線→国道256号線→昼神温泉

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上の絵は、南駒ケ岳南部コル(背)より南駒ケ岳(2841m)および空木岳(2864m)を眺望した図です。
今にして思えば、石がごろごろしているのが特徴の山稜です。
コの字に湾曲した山稜の一番手前が、南駒ケ岳(2841m)。その右側の最右端が赤椰岳(あかやし)岳で、その左奥が空木岳(2864m)です。遠くの尖っている山が宝剣岳(2931m)です。

下の絵は、空木岳(2864m)山頂からのご来光です。
南アルプスの仙丈岳(3033m)方向からの日の出の瞬間です。左のギザギザが、鋸岳(2685m)、中央が仙丈岳(3032m)、右の高い三角山が、富士山についで高い北岳(3192.4m)です。(因みに3000m級の山は21座。富士山と御嶽山を除いて、南アルプスと北アルプスにだけあります。)、甲斐駒ケ岳(2966m)は正面の一番奥のすこし尖っている山でしょうか。


駒峰ヒュッテは、シュラフ持参の床で寝るタイプの山小屋で、南アルプス南部の山小屋では標準的なスタイルです。百名山の団体さんは殆どが、駒ケ岳ロープウエイを利用して、千畳敷まで登り、宝剣山荘などの山小屋で一泊するか、ないしはその足で、木曾殿峠にある木曾殿山荘に泊まるコースを辿ります。勢い、木曾殿山荘は人で溢れるという現象。朝方、空木岳北山麓に取り付き350mを登攀するも、5時に山頂を極めるためには、3時半出発という過酷なスケジュールを余儀なくさせます。一方空木岳東側、山頂直下の
駒峰ヒュッテからですと、50mほどの登攀で間に合いますので、ご来光には圧倒的に有利な山小屋でもあります。
このヒュッテの利用は、事前の予約が必要ですが、試しに山頂から利用の可否を手信号で送ると、下から手で大きく丸(ok印)が返ってくるほどの距離でもあります。

山頂ではコヒーを飲んだりくつろいだ感じのパーティーもありました。
案の定、木曾殿越に降りる方向は、続々と登ってくる人たちが点のように、ある場合は息の音が聞こえるほどの接近で迫ってきます。ロープを使う途中のコースはさぞ、登りはきつかろうと同情をするばかりです。
木曾義仲の力水→北沢つり橋までの下向は、標高差900mの下りです。木曾殿越から西側の木曾谷に降りるパーティーはほとんどなく、静かな下山となります。
900-1000mの下りということは東京タワー3個分というイメージですので、どの程度下っているかは、時間経過を想定しながら計算できます。
驚くべきことに北沢つり橋の標高が1600mですが、沢の水量がものすごく、ここが1600mもあろうかと考えると、天井を流れる川のように考えてしみます。熊沢岳(22778m)以西の漏斗状山麓の水流をすべて集めて流れていますので、そのすごさというものがいかほどか、想像にあまりあるということです。

うさぎ平から林道になり、ケサ沢駐車場までは、谷筋を下向します。伊奈川本流にそう林道です。この伊奈川本流は、また三ノ沢岳(2846.5m)から宝剣岳(2931m)南西部のこれまた大きな漏斗状の沢筋の水流を全て集めて流れる川ですので水量はものすごいです。北沢からの水流などもすべて集める伊奈川の西側には、糸瀬山の山脈が立ちはだかります。東側に中央アルプスの壁に挟まれた峡谷という感じで、この林道4kmが絶景です。ここをリュックを背負って走る人。なにをそんなに急ぐ?

さて、急いだ甲斐があり、午後の時間はたっぷりと稼ぎ、さてどこか温泉にでもという雰囲気です。
車で、口笛を吹きながら細い林道を降りていくと、トボトボと歩く旅人2人(登山のご婦人)あり。聞くと、コスモ山頂(百越山)より、山で会った男性の車を駐車場から便乗を期待して寄り添ってきたものの、エンストで役立たず!。そこで、意を決して須原までの13kmを歩き通すつもりで、歩いているのだと。

車に乗ってもらって、行き先を聞くと名古屋。夕刻までに帰ればというので、昼神温泉を案内し、帰りの高速バスの時間を調べ、そこで分かれました。
その後、どうしています?(と、言っても、声は届かないかもしれません。)


事典:
空木岳
東側からの登攀ルート(池山道)
駒ヶ根高原-グランドホテル→タカウチバ展望台→池山尾根→大地獄→小地獄→迷い尾根→駒石→駒峰ヒュツテ→空木岳
という7時間コース(下り4時間35分)があります。

この駒石を登攀するパーティーもあるほど、屹立した岩石で、周囲を威圧しています。


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