奥飛騨紀行その2_story(776) 2007.2.25
福地(ふくぢ)温泉(昨日 2007/2/24の日記を参照ください)につづいて、平湯を訪れた。
日本100名瀑の平湯大滝が安房トンネルの料金所を出た直ぐの交差点から1.5kmの山のなかにあり、氷結した滝のライトアップが始まっている。
平湯は、奥飛騨温泉郷の中で最も歴史を誇り、沢山の温泉宿があるが、
日帰り温泉として、福地(ふくぢ)温泉で、教えてもらったお湯が、「ひらゆの森」。
露天風呂がすごい。男性7湯、女性9湯。
合計700坪ほどもあろうかと思われる壮大な露天風呂。
どぎもを抜かれた。雪の中、いくつものお湯を求めて、人々が闊歩する。
湯気に煙るなか、星屑が降る。幻想的な光景。
館内も畳の廊下など400mも歩こうかと思える長大なもの。
スケールの大きさでは日本一ではないだろうか。
なんと、これが500円! 地元の人で溢れかえっていた。
レストランもすごい。飛騨牛の鉄板焼きやカルビ丼など。木のベンチや掘りごたつが並べられ、いつも超満員。おいしいからである。
宿泊もできる本格的な温泉です。
奥飛騨_平湯 安房トンネル出口
奥飛騨_平湯_「ひらゆの森」
上の絵は
「ひらゆの森」駐車場北側を望んだ(80°-190°広角視野 am7:18 Google Earth スケッチpoint 36.193414,137.551808) ものです。
左のトンネルが安房トンネルの2つ目のトンネルで出口に料金所がある。
平湯温泉中心街は、このスロープを左に下りていった場所。4辻を直行すれば平湯大滝。
下の絵は
「ひらゆの森」駐車場から(244° am7:29 Google Earth スケッチpoint 36.193414,137.551808) ものです。
山の中腹にある道路は高山に向かう国道158号線。ループ状に高度を上げ、平湯トンネルに向かう。
右は、長良川の美濃市にあった岸辺の灯台と同じもの。
「ひらゆの森」のシンボル。
事典:
ひらゆの森
築300年以上の豪壮な古民家を移築した玄関ロビー棟。
地元の旅館経営者などが、神岡鉱業の社員保養施設と周辺の原生林を共同で購入し、1996年に開業。
年間約18万人利用。玄関ロビー棟は木造平屋約660平米。
1670年頃、武田信玄の家臣、蒲生氏の一族が飛騨に落ち延びた際に建てたと伝えられている。
直径60cmの太いはりが縦横に組み合わされている。
入浴棟は露天風呂付きの男女大浴場を設置。
女性用のみ、直径約4.5mもある神岡鉱業の溶鉱釜を再利用した「釜風呂」を設けた。
広い敷地内には大小13の露天風呂が設置。(10:00~21:00,\500/入浴料,年中無休,宿泊;\8000~)