turbo717's Activity 

2014/09/01(月)00:11

熊野古道-小辺路・那智・伊勢路 回想録(その13)、大阪行き

世界文化遺産(205)

熊野古道-小辺路・那智・伊勢路 回想録(その13)_story(3544)2014.8.31 世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」体験記。 さていよいよ今日は目的地の熊野本宮大社。果無山脈の中腹にある観音堂(am6:00出発)から1kmほど登りつめると果無峠に到着。時間はam6:49。およそ50分もかかったことになる。なかなかきつい果無峠であった。経験上登りは35-40分/1km、下りは25分/1kmと読んでいる。コンクリの平坦では15分/1km。 これをバロメーターとすると、時間のかかり具合で難路であるか登攀がきつかったのかがわかる。峠には第17番目の観音像が祀られていた。八木尾まで約5km 7:00発、9:29着 約150分・・30分/1km。これは難路に当たる。理由は石畳の下り道。 滑るのである。実にあるきづらい。途中登ってくる夫婦に会った。古道を手入れするのだという。長い柄のついた鎌を持っていた。頭が下がる。 果無峠を南下している間に奈良県から和歌山県に入る。国道168に降り立てばあとは道の駅「奥熊野古道ほんぐう」を経過。九鬼から、上り坂をとり三軒茶屋跡で中辺路と合流し、熊野本宮大社へ。中辺路と合流地点で驚いた。中辺路を歩いている人がぞろぞろ居るのである。聞くと、発心門あたりから5,6km、熊野古道を体験するという人達である。本宮からはバスが出ていて、体験できるのだと。 それでも2.1kmの山道は、侮るなかれ。相当の距離に感じた。ようようにして本宮到着。予定の11時を越えて、11時半となっていた。約1時間境内にいたことになる。 社務所のトイレで顔を見ると、目の周りに黒いクマが出来ている。これは相当の疲れであるとみた。予定では小雲取越え、大雲取越えをして那智滝まで行くことになっているが、これから郵便局により昼食を取ってスタートするのが昨日同様2時過ぎ。残り15km。時間にして6時間。到着予定時刻20時過ぎ。しかしこれは危険である。 この時点で、今回の旅を小辺路のみとし後は今後の宿題とすることを考え始めた。 疲れ切っている身体をまずは休ませよう。自分自身にムチを打ち続けるのは止めにしよう。旅の予定変更を家族にメール。たまたま次女夫婦が熊野に帰っているという。明日、那智滝まで迎えにいくので夕方皆でBBQをしようという楽しい企画に乗ることとした。 とりあえず、本宮大社を下山して郵便局に向かう。 果無山中から見た本宮の山々 熊野本宮大社 撮影禁止の聖域。 スケッチしか画像に残せない。 この絵を描くために小辺路を旅したようなものだ。 この一枚に尽きる。すこし丹念に描いたが難しい! 手前から、結宮(西御前、中御前)、本宮(証誠殿)、若宮(東御前) 参拝順は、 1.本宮(証誠殿):証誠大権現:家津御子大神、 2.結宮(中御前):速玉大神、 3.結宮(西御前):夫須美大神、 4.若宮(東御前):天照大神 5.この絵の奥。満山社:結ひの神、祓(はら)いの神 徒然の記1 実際の日程太字が本blogの記述部分。過去の行程は昨日以前のblog参照。 →・・徒歩 -km- 区間距離表示  8月15日(金)5日目 観音堂前の避難小屋-1.1km-果無峠(1050m)→八木尾(83m)→九鬼→三軒茶屋跡(210m)→熊野本宮大社(90m)→本宮郵便局(荷物の送受)→渡瀬温泉→下湯川温泉→湯の峰温泉(公衆浴場)→廃校(旧四村川小学校)でキャンプ(21.6km) 8月16日(土)6日目 廃校(旧四村川小学校)-(バス)-新宮-(JR)-那智-那智海岸水泳-(バス)-大門坂→滝一周コースは崩落で断念→那智滝(3H 3.4km)-(車)-熊野 8月17日(日)7日目 熊野・・・・熊野大花火 8月18日(月)8日目 熊野→松本峠道→鬼ヶ城→大泊海水浴場→大吹峠道→波田須(9.5km)-(JR)-松坂 青空ライナー21:40   8月19日(火)9日目 シーティーエアターミナル YCAT 5:20着    持参地図:2万5千分の一地図・・高野山、梁瀬、上垣内(かみがいと)、伯母子岳、重里、十津川温泉、発心門、伏拝(ふしおがみ)、本宮、紀伊大野、新宮、紀伊勝浦 計12枚    イラストmap A4版11枚 徒然の記2 大手前高校三八会 古希の祝い 今日(8/31)は、大阪までの新幹線日帰り旅行。2車泊3日の高速バスの旅よりもよっぽど楽ちんである。ジパングを使っているためJRは3割引きと安くバス料金とそうは変わらない。 今回は、京都に立ち寄ってから大阪入りを計画した。 「新横浜駅」始発の「ひかり」(am6:00岡山行き)は「のぞみ」と同じSpeedでぶっ飛ばしてくれるため京都に2時間で到着する。 目指すは東山浄苑(清水寺から約1km東)。両親の墓がある。京都で許される時間は3時間。ちょうど清水寺方面行きのバスが駅前に到着した。韓国からという家族5人が飛び乗ってきた。清水寺直行のバスと思ったらしく、最寄駅の「東山五条坂」で降りようとしない。小生だけ降りるも、運転手が引きずり降ろした。 よってこの家族と一緒に清水寺への600mも登攀に及んだが途中で見失った。あまりの長い坂に辟易したのであろう。五条坂を登りきると松原通りにでる。土産物屋がぎっしり軒を連ねている界隈である。清水寺の舞台の下を通り裏門に出る。高倉天皇陵、清閑寺を過ぎて、東山ドライブウェイをさらに登っていくと東山浄苑の山門に出る。さらに遊歩道を上り詰めると両親の墓に参ることができる。 この時点で汗びっしょり。帰りは、清水寺を通り、二年坂、三年坂などを楽しみ、京阪四条駅へ。もうほとばしる汗。背広もぐっしょり。ここから特急で京橋へ。環状線で森之宮へ。KKRホテル11:50着。 とぎりぎりに会場にすべりこむ。東京勢は8人ほど。大阪勢72名計80名ほどの集まり。卒業生400余名ほどのなかで物故者は35名ほど。50数年ぶりの方もおられ全体が浦島太郎ながら、談笑がつづく。 隣に座った女性なんぞ、孫が10人もいるということであった。2人がNYの隣のニュージャージー州に住むのでなかなか会いに行けないという。自身もピアノを弾き元気はつらく。そうじて全員元気である。 Picture1(sketch-direction 0° am9:00 Sketch point:Hatenashi,Hongu-cho,Tanabe-City,Wakayama Pref.,JapanGPS 33.889789,135.751753(°)(33°53'23.24" N,135°45'6.31" E)標高440m Picture2(sketch-direction 14°pm12:24 Sketch point:Kumanohongu-taisya,Hongu-cho,Tanabe-City,Wakayama Pref.,JapanGPS 33.840342,135.773439(°)(33°50'25.23" N,135°46'24.38" E)標高86m

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る