カテゴリ:ジョグ&スケッチ
twice great exploit,中近東文化センター_ story (4332)2018.2.17
2月17日は大変な歴史的な日となった。 将棋の朝日杯では、藤井5段が羽生(はぶ)竜王を破りさらに、広瀬8段にも勝って朝日杯で優勝(16:52) 6段昇段となった。中学生での棋杯獲得となり史上初。史上最年少。 平昌五輪では、羽生(はにゅう)結弦(ゆずる)が金メダル。宇野昌磨が銀メダル。羽生の五輪2連覇はディック・バトン以来66年ぶり。 We went down a hill in Musashino from Higashi Koganei St. to Chofu St. . Middle Eastern Culture Center in Japan is standing in the top of this area, and the forest in ICU is back scenery. Mikasanomiya Takahito (royal prince) 's book as the ancient Oriental civilization was my trigger an interest in history. Turkey ancient ruins are now also excavating. 武蔵野の丘を上から順に下っていき調布へ。中近東文化センターはこの大地の上の方にあり、広大なICUの森を借景にしている。小生が歴史に興味を持つきっかけとなった古代オリエント文明の本は三笠宮が書いていた。古代遺跡発掘は現在もトルコ各地で行われている。 Tanzawa mountain masses from Uenohara in Sagamihara City (相模原市緑区 上中ノ原団地 )( 2018.2.15) 正面は丹沢山系。 この空き地にFood One(フード ワン)というスーパーがあったが、 昨年4月に突然営業を停止し、その後更地になってしまった。 ヤオコーやR129沿いのOKストアなどの超大型スーパーが出来たためもあったのだろう。 つかの間の空き地。ここから丹沢の全体が見渡せる。 目次 徒然の記その1 Violaパート練習 & 懇親会 徒然の記その2 歩き塾 静かな美術館巡りシリーズ「中近東文化センター」 徒然の記その3 神奈川交響楽団リハーサル見学 徒然の記その4 珊瑚の会 徒然の記その5 missing-yeast-bread 徒然の記その1 Violaパート練習 & 懇親会 2018.2.12(月) ■府中グリーンプラザでの恐らく最後のパート練習・・S55(1980)年にopenしたこのホールは、3月31日をもって閉館になりビルは取り壊される。京王線府中駅からはペデストリアンデッキで結ばれアクセスが便利であったのだ。けやきホールや地下の音楽練習室は、ミニ・クラッシックコンサートやオケの練習にはよく使わせていただいた。 因みに3月4日(日)pm2:00開演のミニクラッシックコンサート2018がここで開催される。 A・ヴィヴァルディの2本のバイオリンのための協奏曲 イ短調 Op.3-8、F.J.ハイドンの弦楽四重奏第76番 ニ短調「五度」などが演奏され無料。ぜひお越しください。 さて、パート練習には総勢10名が集まった。Viola奏者は現在14名がいるので出席率はかなり高い。定期の全曲を弾いていく。音楽記号の「Dim.(Diminuendo(ディミニュエンド)」や「>(decrescendo)」などがとても下手であるとの指摘。 ・音が消えていく過程での処理であるが、大体において音が大きく、"消え方が足りない"と。敢えて言えば、弾き過ぎているという。全員がpp(ピアノシモ)で演奏することができればどんなにか美しいかと。それを一人がmf(メゾフォルテ)の音量(音量はppp,pp,p,mp,mf,f,ff,fffと強くなっていく。ppとpは1:2の音量比と言われることもある。)で弾いたりしたら大なしになると。合奏の難しさである。 ・スプリットp(ピアノ)やスプリットf(フォルテ)、急なffの場所では、歌手の息継ぎと同じように楽器も”間”が必要になる。ワーとなだれ込むのではなく、一瞬の「ため」が必要だと。 ・後拍の音が大きいと・・皆の弾き方は大体において、後ろがガーと膨らんでいるのだという。寧ろ逆で後ろは抜くようにすれば美しいと。 ・Sf(スフォルツアンド)・・これも後を抜くように奏でる。総じて音が大きいのであると。音楽は繊細だ。 ・速いパッセージでも言葉を紡ぐように弾けと、ザーとごまかし気味に弾くのではなく、言葉を喋るように音をならべ丁寧に弾いていくこと。 ・演説や講義のとき、大きな声で話しても誰も聞いていない。むしろ小声で話したり、一瞬口をつむぐ。そうするとお喋りが止み、皆聞き耳を立てる。音楽の神髄はそういうところにあるのかも知れない。 ■66歳の府中市民が入団した。創立50年を越える「東京ムジークフロー<音楽の悦び>」の団員である。驚いたことに府中生まれの府中育ちながら我が「府中市民交響楽団」の演奏会には来たこともなく存在すら知らなかったと。 府中でも中央線に近い北に住まわれている方である。大國魂神社や府中市中央の南の文化に触れず人生を過ごしてきたことになる。嘆かわしいことである。逆に言えば、我々もまだまだ宣伝活動が足りないのではないかと痛感した次第である。 徒然の記その2 歩き塾 静かな美術館巡りシリーズ「中近東文化センター」2018.2.13(火) ■中近東文化センター 附属博物館・・三鷹市大沢3丁目の学園通りに面した閑静な住宅街やICUに接っしてひっそりと建つ。このセンターの設立は三笠宮崇仁(たかひと)(1915.12.2-2016.10.27)殿下の功績が大きく、今もなおトルコ中央部のカマン・カレホユック遺跡の発掘調査が継続している。館内には記念図書館、出光美術館の名品選などがある。 ハムラビ法典などを展示した「常設展示室」、エジプト、メソポタミア、トルコ等の古代オリエント史を研究された殿下の「記念展示」などを拝観。これには1,2時間を要する膨大なものがあった。4大文明の2つを解く殿下のインタービューVideoなども観れ面白かった。・・旧約聖書でのノアの方舟はチグリス川の氾濫を示唆し、この川の氾濫は土で出来た家屋を融かしてしまう厄介者であったという。一方ナイル川の氾濫は肥沃な土を運んできて麦の生育に有難い存在であったという。 ■深大寺・・本堂の前に大きな無患子(ムクロジ)の木が立ち、沢山の実が成っていた。ムクロジの漢字は「無患子・・子供が患わない」と書くところからお守りとして売られている。 ■深大寺そば屋街・・月曜日あるいは休日と重なるときは翌日の火曜日がお休み。ほとんどの蕎麦屋がお休みであり驚いた。神代植物公園の休みとお合わせているのであろうか。お寺は毎日開いているというのに。「雀のお宿」という竹垣で囲まれたそば屋に入り、天婦羅そばや葛餅を食する。 ■野川散策・・国分寺にある日立中央研究所の敷地内から発した渓流は野川となって三鷹天文台の下にあるハケをかすめて、調布市にはいり、最終的には仙川と合流して多摩川に注ぐ。この河川敷は土道で時々ランナーが駆けていくが、階段は稀なので一旦下りてしまうとなかなか上に上がれないということになり、堤の上を歩くのが無難。 ■調布飛行場・・大島まで25分で行ける定期便がここから毎日3便も出ている。羽田を1/1000くらいにミニチャにしたようなターミナルがあった。荷物チェックなどもシステム的には同じ。機長は控室からスタスタと飛行機まで歩いて出ていく。 小さなプロペラ機であれば、客のバランスも必要で、70kgと50kgの人が左右に乗る場合は、20kgくらい砂袋を持たされるのであろうか。ポケットに入れる小銭入れも左右で指定があったりして。やはり乗ってみないと分からない。定期便は、大島、新島、神津島、三宅島の4島行がそれぞれあった。運賃は1万2千円ぐらい。現地で30分くらい滞在した後帰りの便に乗れば1日で往復できる。おったまげものだ。 ■propeller-cafe(プロペラ・カフェ)・・調布飛行場の格納庫にこのcafeがある。知る人ぞ知る穴場のカフェ。ハンバーグなどはアメリカ仕様。このcafeからはガラス越にプロペラ機やロールスロイスの自動車が見えるし、入室もできる。子供たちを連れてくると面白いのではないだろうか。フライトシュミレーターもあり、羽田に連れて行くよりも格好の遊び場である。 徒然の記その3 神奈川交響楽団リハーサル見学 2018.2.16(金) ■神響の2/17の定期演奏会のための公開リハーサルがあったのでみなとみらい大ホールまで聴きに行ってきた。13:00-14:00(無料) 400名が詰めかけていた。 小泉和裕客演指揮者での、 ・ウェーバー(1786-1826) / 歌劇「オベロン」序曲 ・ブラームス(1833-1897) / 交響曲第1番 ハ短調Op.68 1,2楽章 に聴き入る。なかなか厳しいリハーサルであった。音が鳴りだした途端さっそくダメダシ。音の”発音の仕方”が幾度も正されていた。初速度や途中の音の膨らみ方など、仔細にチェックされる。緊張の一時間であった。 明日の本番で演奏されるグリークのピアノ協奏曲は公開リハーサルでは演奏されなかった。 リハーサル後ホワイエで10分くらいの解説があった。事務局次長が、「17歳のブラームス」が好きだといっていたのでネットで検索。下記のように大変ハンサムであったようだ。晩年のひげ面ではない。 17 years old Brahms(若きブラームス像)( 2018.2.15) 実にハンサムであり。晩年のひげ面と大違い! 徒然の記その4 珊瑚の会 2018.2.16(金) ■東京芸術劇場 リハーサルルーム・・大学OBオケのグループの一つである「珊瑚の会」の例会が開かれた。今日は2017/8/18、11/18に次いで3回目となり曲目の仕上げの日でもある。 ・モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第22番 KV 482、 ・モーツァルト:交響曲 第31番 「パリ」KV 297。 次回8月からは曲が変わる。各楽章2回くらい練習して、本番ということになるが、時間が押してくると練習1回、本番1回で仕上げていく。今回は失敗をした。長大なコンサートピアノの蓋を上げ忘れたため音が小さかったのではないかと後で指摘があった。ピアノを反対向きにしてオケが聴けるようにしたにも拘わらず、大事なことまで気配りが抜けていた。 また、Violaが1人と寂しく、一人で頑張ったもののミスもあった。曲をもう少し勉強しておけばよかったと反省。 ■二次会(ここでは独語でアミカルという。)はいつものサイゼリアで。いつも満席状態で、待ち行列が長蛇であるが我々は大体いつも20人くらいで予約席に辿り着く。全員楽器を持っているので、店内の空いているコーナーなどに置かせてもらう。 前回話題(11.18の日記)の”低温・天婦羅揚げ器”のその後の進展を聞いてみた。原理は、TVの「カンブリア宮殿」で紹介されたようである。普通は180度8分で揚げるところこれを使えば160度6分で揚げられるという。微妙な差であるが食材の鮮度やおいしさが保たれるのだという。夢のような機械というが、まだ試作機の段階である。珊瑚の会に関係者が3人もいる。早くも億万長者を夢見ているが先は長そう。広報活動の職であればお役に立てるかも。ただ資金がないらしく1千万円の拠出を求められた。さてこの事業どうなることやら。 徒然なるがままに歓談は続く・・ ・ロボットが演奏し、客もロボットという時代が来るのではと。そのとき人間は何をしているのであろうか。ミスのない演奏を聴いてどこが面白いのだろうかと。 ・地球の将来・・これから何億年もすると地球は無くなっているのではないかと。多次元の世界では我々の宇宙のすぐそばに別次元の宇宙が存在するのである と。今は交信ができないままであるが。太陽も無くなるもっと先を心配し始めるときりがない。 今日はこの辺でお開きにしようと。こちとらなんて家に着いたのは日が変わってからであった。あぁViolaがどこかへ行ってしまったからである。(翌日京王八王子駅にすごすごと取りに行くturbo717の姿があった。) カミさん風呂からでてきてその顛末を聞きじっと家で待って車で迎えに来てくれる。 ■高尾山健康登山・・599mの高尾山に登る毎に、健康手帳(一冊700円)にスタンプが貰える(1回100円)。これを21回押すと満行となる。21という数字は、御本尊『飯縄大権現様』の縁日が毎月21日であることに因む。最初の2回の満行で精進料理が振舞われる。3回目以降は、満行券か健康手帳が貰える。満行券が5枚や7枚となると精進料理が食べられる。 100回の満行で満願(毎日登っても7年もかかる)となり氏名が大きく掲載される。 我が珊瑚の会のコンサートマスター(小生とは同期)はなんと既に1470回(健康手帳70冊分)の登山を終えている。彼の暮らしはまさに仙人である。朝3時起床。京王線に沿って歩く。始発が動き出したら最寄りの駅から高尾山口駅へ。8:00には山頂に着き、昼過ぎ帰宅。午後7時就寝。その生活がもう10年も続く。 徒然の記その5 missing-yeast-bread 2018.2.14(水) ■失敗!とカミさんが叫ぶ。・・・な、なんと朝セットしたパンが出来ていなかったのだ。久しぶりにミスを冒してしまった。 ホームベーカリーには、10個の落とし穴がある。強力粉、スキムミルク、砂糖、塩、バター、水、ドライイーストの各分量、攪乱用の羽、ホームベーカリーのメニュー設定(正しく「標準の食パン」になっているか)、20分後のドライイーストの落とし込み。 この10個が揃わないと、ちゃんとパンが出来上がらないのだ。一番傑作だったのが、砂糖と塩の壺が入れ替わっていたことに気づかず、砂糖大匙2、塩小匙1としたことだ。結果は? カミさんいわく。よしんば入れ替わっていても気づかなくっちゃとシャーシャーというところが憎い。さて 今日のミスはドライイーストの入れ忘れ。「20分後のドライイーストの落とし込み」に関しては我が家だけの特殊事情による。すなわち機械が故障気味で容器の外側に置いたドライイーストが中に落ちていく仕組みが時たま動かない場合があるので機械が「ガタガタ」と落とし込む”素振り”をする時に見に行ってあげるのである。 今日のは、もともとドライイーストが入っていなかったためそうとは気づかず、ちゃんと機械が作動したと勘違いをしたためそのままとなった。 結果は? イースト菌の無いぺちゃんこのパンが出来上がったのだ。普段ならこれを庭に播き鳥の餌にする。今日は違った。250mlくらいの水を入れて固まったパンを容器から外し易くしておいたのだ。2,30分置いたであろうか、ぺちゃんこのパンが水をすっかり吸ってすこし膨らんでいた。 次にこれを薄く切って食べてみた。イースト菌の無いパンを食べてみると、まぁ食べられないことはない。それをトーストで10分ほど焼いてみた。これも食べられないことはない。ジャムなどを付けて。 さて、ここでカミさんも乗り出してきた。もっと薄く切ったらどうだろうと。また、それをパンの耳を油で揚げるように揚げてみてはどうだろうと。砂糖をまぶせば立派な午後のおやつになりうる。 この発明品・・”イースト菌なしで失敗したパン”missing-yeast-bread or san-yeast-bread はいかが。 sweets of flying with oil for non-yeast-bread(生パンの焼き菓子)( 2018.2.15)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 4, 2018 07:54:00 PM
コメント(0) | コメントを書く
[ジョグ&スケッチ] カテゴリの最新記事
|
|