Tyhoon No.15,slope of Meguro ward No.2_ story (4411)2019.9.14The fierce typhoon No. 15 with a wind speed of 57.5 km hit Chiba Prefecture widely. Infrastructures such as electric and water have stopped .
In my student days, I was researching technology to send electric power by radio waves (electromagnetic waves), but is there any way to deliver electricity from space to schools and hospitals?
In each home and region, double or triple defense is required by such as solar power.I would like sympathy to those who still have inconvenience.
風速57.5kmという猛烈な台風15号が千葉県を襲った。電気水道などのインフラが止まったままだ。家屋倒壊など甚大な被害を齎した台風。学生時代は電力を電波(電磁波)で送るというテクノロジーを研究をしていたが、宇宙からピンポイントで学校や病院に電気を届ける方法はないものだろうか。
各家庭や地域で、太陽発電で凌ぐなど、2重、3重の備えが求められる。不便をいまだに抱える人々にお見舞い申し上げます。
■今週の4枚
slope landscape in Meguro Ward Tokyo(目黒の坂道 2019.9.10)
1.別所坂(16°、階段18°)
2.なべころ坂(10°)
3.馬喰坂(8°)
4.十七が坂(10°)
人はあまりみかけない。
目次
徒然の記その1 ピアノ発表会と驟雨
徒然の記その2 METオペラ「椿姫」は一部お流れ
徒然の記その3 目黒run→武蔵小山温泉 清水湯
徒然の記その4 DVD『高慢と偏見(Pride and Prejudice)』-6時間
徒然の記その5 防災懇談会「十龍会」
徒然の記その6 映画『蜜蜂と遠雷』に関係する藤田真央のCD発売イベント
徒然の記その1 ピアノ発表会と驟雨 2019.9.8(日)
■孫がピアノの発表会に出るというのでカミさん代行を務めた。京王八王子から徒歩15分の八王子いちょうホールに急いだ。スマホのGoogle Mapのナビ通りに道路を渡ったりしながら指示通りに進んでみた。
小二の孫は5番目に出るというので、遅刻するわけにはいかない。台風15号が迫っている僅かの間隙を縫っての演奏会となった。12時半に開始し、無事16時半には全てが終了した。大変弾ける子も多いが、音楽大学に進むという人は今のところいないと聞く。皆趣味としてピアノを楽しんでいるようである。
音楽の楽しさを知って続けていければ幸いである。兄弟姉妹で出ている子も多く、家での影響も相当あるようである。それは当然のような気がする。だって家にピアノがあれば弾かなくては損である。
さて、帰りは大雨となった。前が見えないほどの土砂降りである。傘の用意がなかった僕は、息子一家に家まで送ってもらった。
徒然の記その2 METオペラ「椿姫」は一部お流れ 2019.9.9(月)
■台風15号・・未明の午前3:00頃、千葉に上陸し、960ヘクトパスカルという小型ながら猛烈な風雨を伴う恐怖の台風となった。千葉県では最大瞬間風速57.5kmという猛烈な風が吹き荒れ、ゴルフ練習場の鉄塔をなぎ倒した。停電や断水が金曜日になってもまだ続いている。甚大な被害を及ぼした。8日から9日にかけて成田空港に到着した1万人もの乗客は陸の孤島と化した空港から一歩も動けなかった模様。
そういう非常事態の折、運悪くMETオペラ「椿姫」の観劇が東銀座の東劇で10:30から始まろうとしている。そのための集合時間は10:00である。
■台風15号のため計画運休が午前8時や9時と朝のラッシュ時まで続いている。
10:00東劇(東銀座)の集合時間にはとても間に合いそうにない。2時間はかかるであろうから通常でも8:00迄には家を出ないと間に合わないのだ。
一旦欠席のメールを入れておいたが、台風一過で天気は晴れ渡ってきて暑そうな雰囲気。家で汗を掻いているいるよりも、劇場に駆け付けた方がよいのではないかと気が変わった。「遅刻」覚悟で行ってみるかと、これが実は甘かったのである・
京王線が動き始めた8:30。この2時間も前から駅に来て、改札前で待たねばとても一番電車に乗れなかったようである。それも制限乗車で、始発駅からでも満杯にせず電車は発車する。途中駅でも乗客を乗せていくためである。
バスは比較的空いている。8時半ごろのバスがほとんど人を乗せないままやってきた。ルンルン気分で駅に着いた。しかしどうも様子が変である。ホームに入れない人達が、長蛇の列をつくりながらどこが最後尾かともわからない状態。京王線とJR横浜線の改札待ちの人たちで両方の列が、錯綜している。普通には歩けない状態なのだ。
あきらめてバスで帰宅しようにも、出発のバス停までたどり着けないくらいに混んでいるのだ。列に並ぶことを諦めてさらに外側に座り込んで待つ人など、かって見たことがない光景であった。2年前にもあったとあとで聞いた。
■都心近くに住む4人がこのMETオペラ「椿姫」を観たというからすごいものだ。これは我々のように遠方から苦労して出かけようとしているその熱意にほだされて「近場の私たちが立ち上がらねば!」とゆっくり家で寝転ぶわけにいかず、押し出されてきたような雰囲気。歩いて臨んだ人を除いて、さぞかし混雑した電車で苦労したであろう。
このリベンジに関しては、再度仕切り直しで別なオペラを観ようと幹事殿が新案を練った。
徒然の記その3 目黒run→武蔵小山温泉 清水湯 2019.9.10(火)
■1週間前の目黒run 再度挑戦。今回は分度器、水準器とスマホのみ。いつもの「カメラ、タブレット」という2本立ての道具はもたず、どれだけバッテリーが持つか、写真の操作性能は如何? などrunning中にチェックしたいと思い、さらに最後は銭湯で汗を流すというプログラムで家を飛び出した。
結果として猛烈な暑さにやられ、2,3kgまた痩せてしまったのではないかと、反省のrunningとなった。
苦戦の原因は、35.6℃というこの夏一番の暑さのせいである。あれほど32℃以上では走ってはならぬ と明言をしたのにも拘わらずである。
18.8km up +286m down -277km みなし距離=18.8+0.286x10+0.277x7=22km
平均速度3km/h 消費カロリー 1387kcal
機内モード+Geographicaによる足跡トレース+メモ帳、時々インターネットでの5時間半。・・バッテリー消費は56% 残り14時間半。まぁ新規スマホは、電力的には十分すぎるほどの機能。1日の行動ではバッテリーの必要はなかろう。
カメラ操作・・・不慣れなためか、時々シャッターが押せない時(x1.7 などスケール表示が現れる時や、看板類は、文字読み取りのためのスキャンが先行されるのか、シャッターが押せないタイミングが多々。)
これらは、Garaxyを使っている人など、スマホに得意な人に聞いてみよう。実際に使用する前に相当の勉強が必要であったことを身を持って体験。
今回のコースと計測結果・・別所坂(16°)、行人坂(15°)、茶屋坂(8°~18°)など、目黒川左岸の崖が総じて傾斜角が強かった。目黒川を何度も行き来するよりも、左岸は左岸で一纏めに坂を上り下りするほうが効率が良かったのではないだろうか。
日本坂道学会実測班・turbo717の目黒区一周(再)・・すこし解説を加えながら進める。
(凡例・・[ ]・・地名、橋、川、交差点) (20°)・・角度、(:xxx)・・坂の由来など。( /・・)・・またの説。)
[田園都市線・池尻大橋→玉川通り(江戸時代の大山道)→目黒川→氷川神社(↑、↓50段 35°)→山手通り]→松見坂(3°)→大坂橋(5°)→旧大坂(8°江戸から厚木まで48坂の内最も急で大きかった。坂の脇に道玄物見の松の古木があった。盗賊の道玄がこの松に登って旅人を物色し、手下に命じて衣服や携帯品を略奪した。)→相ノ坂(10°:大坂と新道坂の間に出来た坂)→[西郷山公園]→上村坂(11° 明治の海軍大将・上村彦之丞の屋敷が坂上にあった)→目切坂(6°:石臼の目切をする石工の名人・伊藤与右衛門が住んでいた。旧鎌倉街道。別名を「暗闇坂」という。)→旧新道坂(2~2.5°:目切坂と別所坂の間に出来た)→[中目黒駅]→小川坂(3°:坂下には小川田んぼが広がるのどかな田園であった。)→烏森小学校脇の階段(17°)→[蛇崩(じゃくずれ)伊勢脇道(蛇崩川緑道)]→半兵衛坂(3°)→謳坂(4°:平地に突き出た出崎を「うとう(アイヌ語)」という。ここから転じた。/近くに謳をよくした人が住んでいた。)→稲荷坂(4°:刺抜(とげぬき)稲荷大明神が近くにある。)→駒沢通り=けころ坂(4°)→
→なべころ坂(10°)→別所坂(16°、階段18°:新しく開かれた土地を意味。麻布から目黒に入る古道。坂上に人工富士が築かれた。)→中山坂(恵比寿銀座:渋谷区)(3°)→ビール坂(3°)→[日仏会館]→[アメリカ橋→防衛省艦艇装備研究所]→新茶屋坂(6°)→茶屋坂(8°~18°:徳川吉宗が飲んだ茶屋の清水跡がある。落語「目黒のさんま」のモデル。)→[田道橋(でんどうばし)]→馬喰坂(8°:風雨にさらされ地面に穴があいた状態を馬喰(ばくろ)と言ってこの坂の由来になった。)→[庚申道(目黒不動と世田谷城を結ぶ道)→長泉院附属彫刻美術館]→なべころ坂(10°:昔は鍋がころがるほどの急坂。)→十七が坂(10°:17軒の集落があった。)→権之助坂(6°:菅沼権之助が行人坂の通行に難渋していたので切り開いた坂。幕府の許可を得ていなかった廉で処刑された。)→富士見坂(7°~13°)→
[JR目黒駅→大圓寺]→行人坂(15°:多くの修行僧が大圓寺で修行した。)→[雅叙園→太鼓橋→五百羅漢寺→蛸薬師成就院]→石古坂(いしこざか 4°:石ころが多かった/坂下の旧羅漢寺川がかって石川と呼ばれ、石河坂の名が生まれ、石古に転じた。)→武蔵小山温泉 清水湯
■武蔵小山(こやま)温泉 清水湯 2019.1.10(木)朝日夕刊の「訪ねる」にこの温泉のことが出ておりずっと気になっていたのだ。曰く・・東京は意外と湯どころが多く、2016年度末で253の施設、23区内に限って言えば、118か所と、30年弱で4倍近くも増えている。
大田区など臨海部の100m前後の地層から湧く「黒湯」は戦後、銭湯などで親しまれてきた。一方、近年増えているのが、1000m超の地層から出る「大深度温泉」。二つの天然温泉を味わえるのがこの「武蔵小山温泉」である。全国でも珍しい組み合わせである。
内風呂が「黒湯」、露天風呂風の外湯が「黄金の湯」。外風呂のは、1500m下から湧く湯で、ヨウ素を豊富に含む山吹色。美肌と育毛に効果がある。内風呂の「黒湯」は、褐色で肌にしっとりと馴染み、風呂上がりはヌルっと感じるほど潤う。色の正体は、「腐植質」。東京が大湿地帯だった氷河期の地層で当時の植物が熟成した物だ。「数十万年かけて地層から温泉に溶けだした奇跡の保湿成分」というのが当温泉の宣伝文句。
入浴料460円。12:00-24:00 日曜日は8:00-24:00.他にサウナ、女性だけの岩盤浴などがある。別料金。月曜日は休館。 国産黒酢ジュース1杯100円が旨い。
■runningでは体力消耗のため都立大学前へは行かず、石古坂(いしこざか 4°)からまっすぐ南下。武蔵小山温泉 清水湯はその道の延長線上で近い。林試の森公園や、目黒不動の南にあたる。目黒線武蔵小山駅からは徒歩10分ほど。
近傍に、長さ800mの駅前商店街「パルム」が延びる。駅前は大開発の真っ最中。40階建ての高層マンション群がお目見えし、さらに開発が続いている。目黒線が地下に潜ったため、このマンション群がランドマークとなろう。
■runしていて目につくのは、颯爽と歩く女性の姿。165-175cm、貫禄十分なるpowerfullな女性。
”平坦”な、駅前近くで多くみる。
徒然の記その4 DVD『高慢と偏見(Pride and Prejudice)』-6時間 2019.9.9(月)
■ジェーン・オースティン(Jane Austen 1775-1817)の長編小説「高慢と偏見(Pride and Prejudice)」(1813)のBBC放送版のBlu-ray Disc(NHK放送1996)を観た。タイトルの日本語訳として『自負と偏見』『自尊と偏見』というのもある。舞台は18世紀末~19世紀初頭のイギリスの片田舎。宏大な田園風景の中で展開される女性の結婚事情と、誤解。
当初高慢かと思われたフィッツウィリアム・ダーシー(Darcy:Colin Firth コリン・ファース)は実は口数少なき心優しい、友思いの好青年貴族であったのだ。周囲は偏見に満ちて彼を疎んじるが次第に心の内がわかってきて大団円を迎える。Elizabeth(映画ではLizzie ,Lizzy,リジーと呼ばれたりしている。) Bennet役のJennifer Ehle(ジェニファー・エイル)もまさにそれで最初は高慢さに顔を背ける。ダーシーの一途な思いは最後に結ばれる。その間に展開されるイギリスの風景が見事である。
第6章まであり、各章1時間、total 6時間ほどの内容であった。その長大で緻密な映像には感服するばかりだ。ちょうどポーランドの叙事詩「パン・タデウシュ」の景色も同世代であり当時の風景として参考になる映像であった。
METオペラが流れたその日、その浮いた時間で全巻を観終わった。長尺物と言えばハンガリーの映画、7時間18分の「サタンタンゴ」が13日に公開される。十分な睡眠と栄養を摂ってかからねばなるまい。
徒然の記その5 防災懇談会「十龍会」 2019.9.11(水)
■拙宅マンションの同じ階に住む人たちだけの防災懇談会が開かれた。当年は我家が幹事である。「天龍」というのが正しいのであるが、10階に住む8家族が対象の小さな懇談会を「十龍会」と名付けて、2010年から開いており今年で10回目となる。
中には、800超の戸数を抱える管理組合の長や各種委員会を経験した人もおり心強い。何か大事が起こった時に近隣の助けを求めるようになったとき、こうした小さなコミュニティーで、互いの顔を知っておくことは有益なことであろう。
樹木委員をやっている方は毎朝、敷地内の樹木や草花を診ているという。15号の台風では桜の太い枝が落ちたり、折れてぶら下がっているものを発見したという。早速市に掛け合って処分してもらったと。こういう熱心な人のおかげでマンションの秀麗さが保たれているようだ。広大な敷地の周りには電柱が一本もない。これは再開発事業の一環として地下に埋設させたもので、今回の台風の被害を見るにつけ最善の施策であったようだ。
水は地下タンクに1ヶ月くらいの貯め置きがあるというが、各家庭には階段を使って持ち上げなければならない。そういう意味で最上階34階でなく10階であったということにすこし安堵の気持ち。我々も来年か再来年には、こちらに常駐することになるであろう。マンション生活を享受する方向に次第に舵を切っていかなくてはならない。
庭仕事の代わりに、樹木委員の後を付けて行ってgreenに馴染むことも早速行っていかなくてはならない。ピアノを弾かれる方もおられこちらは弱音器付きの”最後のピアノ”を使っていて、さらに防音マットを敷いているとのこと。
こちらのはそんな生易しい話ではない。大音響なのでどう対策をしたらよいのか。今からその専門家にも助言をもらいながら調べていこうと思った次第だ。徐々に歯車が回りだした。
徒然の記その6 映画『蜜蜂と遠雷』に関係する藤田真央のCD発売イベント 2019.9.12(木)
■10月4日公開の映画「蜜蜂と遠雷」
鈴鹿央士(おうじ)、ピアニスト藤田真央(まお)のピアノ演奏に酔いしれる/映画『蜜蜂と遠雷』「藤田真央 plays 風間塵」CD発売記念イベントが銀座YAMAHAで先週の9月4日(水)に開催された。その映像がYouTubeにupされた。
https://www.youtube.com/watch?v=AEpyApP4_M8
5分ほどの映像であるが、3分50秒近くに「turbo717」そっくりさんが映っているという。カミさんが叫ぶ「貴方ってしょっちゅう出かけているのだから映っていてもおかしくはない!」と。
発売イベントに本当に駆け付けていたのかはこの映像でお確かめあれ。この日は確か目黒区の一回目を駆けていた。
説明がややこしくなるが、映画「蜜蜂と遠雷」で主人公の風間塵(じん)を演じるのは鈴鹿央士( 2000-、岡山県出身、連続テレビ小説「なつぞら」で町田役 役)で、その音源を担当するのが、ピアニストの藤田真央(1998-)という次第だ。
氏の受賞歴がすごい。15歳(2013))の時、第5回ロザリオ・マルチアーノ国際ピアノコンクールで1位、17歳(2017)第27回クララ・ハスキル国際ピアノコンで1位、19歳(2019)第64回チャイコフスキー国際コンクール(6月)で2位(この時の1位はアレクサンドル・カントロフ(1997-)、父はヴァイオリニストの巨匠ジャン=ジャック・カントロフ、フランス人初の優勝)。
映画の撮影などはこのチャイコフスキー国際コンクール以前に行われた筈なので、非常にタイトなスケジュールであったろう。
(編集後記)
その他:turbo717のActivityは下記HPで公開しています。ヨーロッパ6700kmの記録、巡礼データベース、絵日記blog、歩き塾blog、課外授業(音楽活動履歴、インド数学、Excelによるパズル)などへリンクを張っています。
http://turbo717.ciao.jp