徒然萬成

2006/04/26(水)02:14

バルセロナのレストランにて2

ヨーロッパ(22)

昨日の続きです。 3年前のバルセロナに行ったときの話。 現地の2人に港のすぐそばのレストランに連れて行ってもらった。 店は正面から見て左右に長く中央部に入り口がある。 私たち3人は入り口を入って左側の方の席に着く。 3人でそれぞれのパエージャを頼んだ そのとき、店の入り口の反対の方(右側の方)が騒がしい。 一緒に来てた二人もさかんにそちらをみて、何か話をしている。 ただし、スペイン語なので私には分からない。 キョトンとしている私を見て、説明してくれた。 FCバルセロナの選手が何人か来ている 前回のワールドカップの次の年だったが、私はそれほどサッカー選手を知っているわけではない。 ベッカムとか、ドイツのゴールキーパー(名前は忘れた...)とかなら確かに知っている。 バルセロナ大学に行った際にも、すぐそばのスタジアムについていろいろ話をしてくれたので、サッカー(スペインではフットボール)が人気のあるスポーツだというのは理解できた。 FCバルセロナ、レアルマドリッド、・・・。 聞いたことはあるが、どんなチームか、どんな選手がいるかは知らなかった。 FCバルセロナの選手が来ている と言われても、私は知っている選手がいない と逆に少し気恥ずかしい気分だった。 でも確かに言っていた、ロナウジーニョ、と。 一番の人気選手だよ、と。 振り返った。ちょうど選手たちが帰るところ。 選手たちが帰り際になって、人目につく所に出てきたので騒がしくなったんだろう、と思った。 肌の色からして、確かにそうだったんだろうと思う。 振り向いたときに見ただけで、写真を撮ったわけでもサインをもらったわけでも何でもない。 そういう一流のプレーヤーと空間と時間を同じくできる瞬間があったということはすごいことかも。 素直に喜んでおこう ただし、その時には何のことか分からなかったのが残念。 興奮気味だった二人も、おいしいパエージャと共に、また元の語らいへと戻っていった。 ホテルまでの帰り道、バルセロナ旧市街付近の大通りを車で走った。 街の一番の中心部を走ったのは、これが最初で最後。 夜のため景色はあまり分からなかったが、街路樹もあり、住んでいる人が街を愛しているように感じられた。 スペイン、そしてカタルーニャ、今度はゆっくりと訪問してみたい。

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