『それでもボクはやってない』
今年初の試写会当選!!2時間23分となかなか長丁場でしたが、朝日生命ホールで見てきました。映画の内容はさておき、まずはこの会場ですが前の席との高さの差がほとんどないため前の人の頭でスクリーンが見にくい・・・しかも前に座ってたスーツ姿のサラリーマンが、しょっちゅう頭を動かすモンやからこっちまで頭動かして見なあかんし、久々に殺意を覚えたわ(最後の方は、もう目をつぶって聞いてた)っていうか、後ろの人間のことも考えられへんようなヤツは映画館に来んなっ!!さて、肝心の映画内容ですが結論からして、見る価値は十分あると思います。ただわざわざ映画館まで足を運んでまで見ることもないかと思いました(笑)痴漢に間違われて、不当な取調べや拘留。果ては裁判まで、と満員電車でなくてもいつ自分がそんな状況になってもおかしくないくらい身近なことなので普段から気をつけた方がいいことを再認識させられました(オイラはチャリ通やからそんなに関係ないけど)高圧的な態度で取り調べてくる刑事や検事には見てて腹立つし、裁判官は基本的には無罪の判決を下すことはない、ということも驚きでした。痴漢の被害者の方はたくさんいると思うけど、確かに被害者からしたら許しがたい屈辱的なことやし、捕まえるのにも相当な勇気がいる。(映画では15歳の女の子)被害者側の視点にたってみれば、キツク当たられても多少仕方ないのかな?という気もしてしまうけど、やっぱり見てて腹立たしくなる内容やった。最初に弁護士が示談にした方がいいって勧めるシーンがあるけど、結果から見たら保釈金にも裁判にもお金はかかるし時間もかかる。精神的ダメージも計り知れないし、、、で、確かに自分がやってなかったとしても示談で済ませた方がいいのでは?とまで思ってしまいましたとにかく痴漢事件自体が、被害者の申告で決まるところが多くて物証などもほとんどない犯罪ってことやから悪意を持ってハメるってこともありそう・・・そう考えたら満員電車なんかでは、不自然なくらい両手を挙げて立ってたりした方がいいんかなあ?よくできた映画だと思います鑑賞後、テレビでよくある感想を語ってください。ってインタビューを受けたけど、嫁が結末を語ってもうたからボツやろなあ(笑)【総評】★★★☆☆追伸:帰宅したら『幸福な食卓』の試写会当選ハガキが届いてました♪ ← 幸福の食卓と勘違いしていました。。