2005/08/14(日)10:13
「パイロットフィッシュ」
最近にどっぷり読書にはまってるワタクシ。
今日は「パイロットフィッシュ」著:大崎善生
以前に読んだものを再度読み直しました。
3回くらい読みましたが、何度読んでも新たな感動がある作品です。
今一番オススメの一作。
■内容■(背表紙より)
人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない―――。
午前二時、アダルト雑誌の編集部に勤める山崎のものにかかってきた一本の電話。
受話秋の向こうから聞えてきたのは、十九年ぶりに聞く由希子の声だった……。
記憶の湖の底から浮かび上がる彼女との日々、勢田になったバーのマスターや
かつての上司だった編集長の沢井、同僚らの印象的な姿、言葉。
現在と過去を交錯させながら、出会いと別れのせつなさと、
人間が生み出す感情の永遠を、透明感あふれる文体で繊細に綴った、
至高のロングセラー青春小説。
吉川英治文学新人賞受賞作。