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もう時効になってる話なので語る:その1
その為私は、いつも“ばあちゃん”についてさらいてた「ばあちゃんッ子」でした。 小学低学年の頃祖母が病気で入院、まだまだ意識もしっかりしてたので 《死》と言う事を想像もしてませんでした。 祖母入院から1年ほどたったある日の夜中の事 トイレに行きたくてたまらなく目が覚めました。 一人で行くのが怖くて、我慢しようと寝ては、もらす夢を見て慌てて目が覚める。 『あ~よかった』と思い又寝るが同じ夢見てすぐに目が覚める・・ それを何度か繰り返し、もう我慢の限界『さあどうしよう』と泣きそうになった時です 祖母が、『ナオミおしっこ行くよ!もうおねえちゃんになるから ついていってあげるのも今日が本当に最後よ』と言いながら トイレについてきてくれました。 しかし、ドアノブに手をかけた瞬間『あ~もうだめ、もれるぅ』 ・・・・ジョロジョロ・・・『やっちゃた(>_<) 』と私。 それを見てばあちゃんは優しく笑いながら 『大丈夫慌てんで、お母さんを起こしてきて!ばあちゃんはお母さん来るまで布団で起きて待ってるけん』と言い残し、部屋へ戻った・・・・・・・ 「お母さん!!!!!」 と叫びながら目が覚めた。その声に横に寝ていた母がビックリして起きた。 母は私を見て「なんば、そがん泣きよっと?」と聞く。。。 私はなぜかボロボロ泣いている。 しかもトイレに行きたい感覚は少しも無い。祖母は病院で家に居る訳がない。 ようやく目が覚めてきてすべてが夢だった事に気づき 夢の中でまた夢を見た不思議さを聞いてほしくて「あのねお母さん・・・・」 ・・・一部始終を話しました。 母は話を聞きながら、なぜか着替えていました。 私の話が終わると、「まだ寝てなさい」 とだけ言い残し、電話のある部屋に行ったのです。 (もちろん私も、起きてのこのこついて行く) 寝てなさいと言われても、着替えた母の行動が怖くて眠れなかったのが事実 それから10分ほどたったでしょうか、家に電話がかかってきました。 病院から、祖母の容態が急変の電話でした。 私と兄は親戚に預けられ、父と母は病院へ・・・ その日明け方祖母は亡くなりましたが、父母は間に合ったそうです。 ほんの一言二言だけでも会話が出来たそうです。 これが、初めての家族の死ですごく悲しい思いをしました。 あの時は夢の中でも夢を見るんだと不思議な気持でいたけど 今になると祖母が最後に逢いに来てくれたんだと思っています。 ところで、あれからもう20年以上 ここ数年その日の状況を時々夢にみます。 今はオシッコをもらすのが、夢の中の夢の中の夢という形で・・・(/-\) 最後は母が病院から帰ってきて私に一言 「ナオミは昔からそんなとこあるもんね~」と言われ目が覚めてます。 んっ??そういえば・・・ お母さん!? あの日確かに私にそんな事言いましたよね? それとも夢で作られた会話?? 近々真相確かめなきゃ・・・ By ナオミ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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