斜里町サケマス釣りにライセンスが導入なるか?
更新された斜里町のホームページ。斜里町のサケマス釣り場利用に関するアンケートのお願いがあります。斜里町サケマス釣りにライセンスが導入なるか?マナー問題そして減少するサケマスと釣り斜里町は北海道が誇る最高のサケマス釣りの聖地の一つですね。しかし、残念なことに8月1日から11月20日まで知布泊漁港において関係者以外立ち入り禁止になりました。↓参考https://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/ss/sis/tippudomariru-ru.html令和4年度の斜里町の予算概要を見ると知布泊漁港利用調整事業として、釣り人が漁業活動を阻害しないように、利用調整会議で検討した各種対策を行う費用として、1,115,000円計上されています。これって、無駄と言えば非常に無駄なお金で、町にこんなお金を使わせてしまったことに一釣り人として申し訳なく思うところがあります。さて、本題。斜里町がお願いしているアンケートのページのURLが以下になります。https://www.town.shari.hokkaido.jp/soshikikarasagasu/suisanrinmu/suisan/2686.htmlこのアンケートは斜里町海浜利用適正化検討協議会が実施するもので、令和4年8月2日~令和4年10月31日まで行われます。恐らくこの事業のことを言っているのだろうと思うのですが「海浜利用適正化調査事業」として33万円計上されているようです。内容を見ると近年の釣りなどの海浜レジャーによる課題への対応に向けて、北海道や漁業協同組合などと協力して、要請活動や調査、検討を行います。とのことで、斜里町のことしの仕事2022に記載があります。では、斜里町海浜利用適正化検討協議会と言う組織は何でしょうか?これは町内の釣り客のマナー悪化を受け専門家を交えた組織で、地元関係者などから釣り客のマナーの現状がや課題を聞き取ったり、実態調査を行う組織だそうです。最終的には町として可能な方策を検討するそうだ。様々な調査を行い、年度末に町長に今後の取組みを提案するとのこと。委員は、大学教授、漁協、観光協会、自治会、警察、道で構成されているようです。その中での調査の一つとして、先程添付したアンケ―トがあります。私もアンケートに答えたのですが、そのアンケートの質問の一つにこんなものがあります。斜里町の知床海域には、北海道海区漁業調整委員会指示の「秋サケ船釣りライセンス制」により、承認を得て協力金を支払った者(船)がサケ釣りをできる制度があります。海浜からのサケ・マス釣りにこのような制度が適用させるとしたら、あなたはどう思いますか?海浜からのライセンス制度についての質問です。みなさんが望んでいたライセンス制度!!!!すぐなんかあればライセンス制度にすればいいのに~、お金とればいいのに~って口癖のように言う方、まわりに一人ぐらいいますよね?でもハッキリ私ならこう答えます。この漠然とした質問の内容では大反対。※あくまでも漁業調整委員会が実施するものを例として出されたことに対して。そして、協力金としてお金を取る場合にです。ライセンス制度と言う言葉に歓喜した方には申し訳ないのですが、個人的な理由として色んなことを書きたいですが絞って数点あげてみます。①協力金を払ってライセンス?だったら遊漁料でいいでしょ。お金払ってもらえるなら免許(ライセンス)の意味がない。そもそもこれは、「遊漁料」としてお金を取れないから「協力金」なのか?それは私にはわかりません。②ライセンス保持者にはそれなりの教育が必要。事前にインターネットを使用した講習でもいいんです。この町でサケ釣りをする上で必要なマナー、ルールなどです。それなりにハードルの高いことを要求しても良いんです。ライセンスと言うからはには忠類川や浜益川の有効利用調査レベルと一緒にしてはいけません。③本当に実効性があるのか?マナー違反した人からライセンスを剥奪できるか?毎日確実に巡回に来て1人1人ライセンス証を確認できるか?洞爺湖や阿寒湖などは確実に毎日巡回に来てくれますよね。④質問が漠然としすぎている。ライセンスと言っても人によってとらえ方が全く違う。そして、協力金としてお金を取るのであれば、お金の行方が不明。何に使われるか分からないお金を支払う意味をあまり感じません。事前に説明は必要になってくるでしょう。少し話はそれますが、海区漁業調整委員会は放流魚ではなく、野生の強い鮭を増やしたいと一つの対策として打ち出していました。↓参考海洋環境等の変化への対応・ 多様な環境に適応する能力を持つと考えられている野生魚の活用→近年、野生魚の研究が進み、さけ・ますのふ化放流事業を繰り返すことにより、元々備わっていた遺伝的な特性が変化し、さけ・ますの資源の減少にもつながっているとの意見もあり、持続的にさけ・ます資源を利用する観点からも野生魚の活用が提案されている。斜里町の令和4年の予算ではさけます増殖協力助成事業に7,300,000円、さけます自然産卵環境保全拡大事業に768,000円の予算を計上しています。斜里町にはそんなに大きい河川はないのですが、せっかくなのでこの自然産卵環境保全拡大事業などに使用して欲しいですね。今年の768,000円の事業費で有効的な事業ができるの?って思います。また、釣り人に関する環境の整備もできたらうれしいですね。特に優先して欲しいのが駐車場やトイレの整備。斜里町、広いですけど、なかなか車が止められる場所がありませんし、釣り人の車によって他の観光客の車がとめられない場合もあるかもしれません。この辺が協力金で整備してもらえたら最高です。ちなみにですね、参考程度に忠類川と浜益川の施設利用料金は以下のとおりです。 三日利用一日利用午前利用午後利用シーズン券備考忠類川無し4000円3000円2000円15000円有効利用調査施設利用料金浜益川9000円5000円無し無し25000円有効利用調査施設利用料金一日券で4000円~5000円程度となっています。忠類川は午前利用であれば3000円です。昨年、町が行った調査では三か月間でのべ4万6千人が釣りに訪れているのがわかっています。単純計算で4万6千人が一日3000円お金を落とすことになったらどうでしょうか?1億3800万円のお金を町は手にいれることができます。これって凄い事じゃないですか。過去に某フォーラムで釣り人による町おこしはできない。とぼやいてる町もありました。何故なら釣り人は自分の町で買い物して、遊びに来た町にお金を落とさないと。でも、これぐらいのお金が集まれば町おこしの一つもできるかもしれません。戻ります。超絶大雑把に、色んな経費で3800万円かかったとして、残りの1億円で、サケマス増殖または、町の活性化につなげることはできないでしょうか。半分厄介者扱いされている釣り人によって、町を豊かにできるチャンスの一つかもしれませんね。さて、色々書きましたが、私はですね、ライセンス制度と遊漁料を分けて実施して欲しいです。ライセンスはあくまでも斜里町で釣りをするための免許。事前にしっかり学んで釣りをすることで、知らなかったと言う言い訳をできないようにしつつも、マナー向上、事故防止、トラブル防止、資源保護に繋げます。そして、遊漁料。もう何か月もいすわって意味に不明にキープしまくる人いますよね…。私だったらそれなり遊漁料を徴収することで釣り人の回転率を少しでも良くします。※地元の人は安くしてもいいと思いますよ。釣り人の回転が良くなると場所取りなどが減少すると思っています。できれば、〇日券とか一か月券とか作って欲しくないです。あくまでも毎日購入する感じです。販売する時間も決めちゃえば意味不明な時間から竿振る必要も場所取りも減少するかと思いますし、クマによる事故も防ぎやすくなると思います。この考えは車を運転するためにはそれなりの知識と技術がある人しか持てない免許が必要で、コースを走るのには利用料金としてお金がかかる。と言った考えに似ているかもしれませんね。色々書きましたが、うーん、まだ書き足りない(笑)色々書きたい事削って書いてるので誤解があったらすみません(;´∀`)逆のことを書きますが、この辺の問題がクリアになれば個人的には◎でございます。一匹釣ったら二匹母線回帰するような取組みができる費用を支払ってもいいんじゃないかなって思います。そして、斜里町さん。凄いです。本気度が違います。私はこんな町の取組みを北海道民として非常に好感が持てます。気持ちはわかるけど、様々な問題を禁止の一言で片づける自治体とは全く違います。斜里町も観光だったり、水産資源だったり、地域の安全だったり、色んなバランスと言うものを取っているハズなので釣り人に偏った方針になることは全く期待はしていませんが、今後の北海道の釣り業界の良いモデルになってくれるように、地域の方と遊漁者の丁度良い落としどころ見つけて毎年遊びに来れる環境を作って欲しいですね。まとめ沢山書かせてもらいましたが、沢山いるサケマス釣り愛好者の1人。私個人の意見ですので、全国からどんな意見が集まっているのかスッゴイ気になります(笑)これは凄いな~いい案でしょ!!ってのも沢山集まっていると思いますので何かの機会に公開していただけたら非常に嬉しいななんて思っています。個人的には本当は海で釣りにするのにお金は払いたくありません。でも、釣り人が来たことによって今より魚が増える環境整備ができたら良いなと思いますね。最新のサケ・カラフトマス・イカなどの北海道の釣り情報はこちらからご覧ください!↓↓↓