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テーマ:釣り好きの人集まれー(7893)
カテゴリ:トラウト
イワナ?アメマス?メジカ?サケ?クチグロ?サクラマス?・・・・??違うの?って色々疑問に思う人がいると思うんで、ちょっと触れてみたいと思います。難しい話をすると眠たくなる人が多いと思うので今日はほんの少しだけ、触れてみます。 ちょっとだけ難しいトラウトのお話。普段何気に釣っているトラウト。 と、なって属が同じでも、種小名が違うとまた違う生き物になるんですね。 一見同じようなグループにいてもちょっと変わってしまうんです。でもかなり近いグループと言えば近いです。花も微妙に似てますよね?? では魚ではどうでしょう? って、、、、、、もう頭がパンパンで今にも「戻る」を押してしまいそうな人が多々いると思うでもう少し簡単に(笑) かっなりザックリいきますよ(笑) 詳しい人はモジモジすると思いますが我慢して下さい(^^; トラウトをわりと近いグループに分けています。 ↓↓↓ Oncorhynchus masou masou=ヤマメ Oncorhynchus masou ishikawae Jordan et McGregor=アマゴ Oncorhynchus nerka (Walbaum)=ベニザケ Oncorhynchus keta(Walbaum)=シロザケ Oncorhynchus gorbuscha(Walbaum)=カラフトマス Oncorhynchus mykiss(Walbaum)=ニジマス Oncorhynchus tshawytcha(Walbaum)=キングサーモン Oncorhynchus kisutch(Walbaum)=ギンザケ Oncorhynchus clarki(Richardson)=カットスロート 写真:Oncorhynchus masou masou わりと日本にいそうな魚をチョイスしてみました。 最初の英語みたいのは「オンコリンクス」って読みます。サケ属ですね。 これ、かなり近い兄弟だと思って下さい。なんとなく近い生き物なのは釣り人なら釣り人の感でイメージできますよね?? 本当は「Oncorhynchus masou masou 」こんな風にイタリックで表記するんですが、読みずらくなるんで普通に記載しています。また、基本的にはラテン語で呼ぶようになってこの形になっています。 一般的にこの仲間は食べたら美味しい一族です(⌒∇⌒) 今度はちょっと違うグループになります。 Salvelinus leucmaenis leucomaenis(Pallas)=アメマス(イワナ) Salvelinus namayacush=レイクトラウト Salvelinus fontinalis(Mitchill)=ブルック Salvelinus malma krascheninnikovi TaranetZ=オショロコマ・ミヤベイワナ 写真:Salvelinus leucmaenis leucomaenis(Pallas) 最初は「サリベリヌス」って読みます。イワナの仲間です。 よく、北海道ではイワナを釣っていると、これイワナ?アメマス?ってなるんです。 つまらないお話、学術の世界ではイワナもアメマスもごっちゃになるんです。要するに同じと言うことです。 釣り人の間では陸封型や降川型なんて言いますけどね。 ずいぶんサッパリしたお話なんですが、わかりやすいと言ってしまえばわかりやすいですね。 次、 Salmo salar Linnaeus=タイセイヨウサケ Salmo trutta Linnaeus=ブラウントラウト 写真:Salmo trutta Linnaeus 最初は「サルモ」って読みます。タイセイヨウサケ属です。 よくアトランティックサーモンって売られているの、あれ、タイセイヨウサケのことですね。スーパーなんかで良く見かけます、その近い仲間がブラウンなんです。 ブラウンもたっぷり栄養与えて海で養殖したら結構美味しかったりして? 次 Parahucho perryi(Brevoort)=イトウ 写真:Parahucho perryi(Brevoort) パラフーコって読みます。huchoはイトウ属です。 ここで良くこの学名を読んでいた人はperryiの文字に気が付いたハズ。 そう、このペリー。黒船のペリーなんです。 ペリーがイギリスの生物学会で報告したのが由来だそうな。ペリーって日本にまで来てイトウ見つけてたんですね。 なんか、昔のこと色々考えちゃいます。 とりあえず、オンリーロンリー北海道では他の魚とは違うオーラプンプンですが、正解です。 イトウ君、ちょっと違うコなんです。 こんな風に学術の世界での分類を見ると、なんとな~く「あーそう言われるとそうかも」って思った方もいるのでは? 今回はあーそうかも。と思っていだけるだけでOKです!! まとめ私の説明が悪かったらすみません。かな~~~~り大雑把に書きましたが、イメージできましたか? こいつらって従兄弟みたいな魚なんだ!って思っていただければ今日は大成功(⌒∇⌒) また、地域やサイズによって呼び方は違いますが、学術の世界では呼び方は同じなのです。 最近品種改良して色んな名前のトラウトが出てきますが、品種改良のお話は別の機会にしましょうか。 これはちょっと難しい話なので私も上手にまとめられるか不安なので(笑) にしても、地域によって魚の呼び方変わるあれ、本当に学名で統一してくれれば、わかりやすいんですけどね。 ただ、ヤマメのこと「オンコリンクス マソウ マソウ」って言ったらちょっと変ですよね(笑) なんか、魚に愛着なくなりそう(^^; 今回はちょっと難しいお話でしたが、トラウトの分類、ちょっと理解して魚を釣るとより一層楽しくなりますよ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.10.20 13:01:25
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