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テーマ:釣り好きの人集まれー(7893)
カテゴリ:小ネタ
まさかこんなにヒドイとは・・・・。
数字の世界ですが、不漁過ぎでした。 11月上旬の秋さけ漁獲速報が泣けてくる件。原因はあの国か?まずは11月上旬の秋さけ沿岸漁獲速報を見ていただきたい。 ↓↓↓ 令和元年秋さけ旬報(北海道ホームページ)
漁獲尾数を見ると、全体で前年比73.2%。少なかった去年に比べても100%を超えたエリアが、 根室南部 110.5% 日本海南部 179.3% 日本海中部 133.6% と3つのエリアしかありませんでした。 他はと言うともっとも少なかったエリアが、えりも【道南】の39.5%と言う状況です。 ここ数年、「サケ釣れないね~、来なくなったね~、もう遠征する価値なくない?」 なんて会話を釣り場で会った人とすることが多くなりましたが、どの人とお話ししても、「海水温が・・・・・」って言うんですね。 ただ、本当に海水温だけなんだろうか? って思ってしまうところがあるんです。 疑い深い私なので、ググッて出てくるレベルの資料ですが、探してみました。 そして、SALMON情報に北海道区水産研究所の方の資料がネットで公開されていたので見てみました。 PDFファイルで見ることができます。 ↓↓↓ 北太平洋におけるサケマス類の資源状況と国際サーモン年 最初のページを見ていたら、
あ、あれ。太平洋のサケマスの漁獲量って増えてる!! 日本にこんなにサケが戻って来ないと言うのに漁獲量が増えている?? では、どこの国が獲ってるの? ってデータが2ページ目にあるのですが、
ロシアがここ10~15年ぐらいで凄まじい勢いで漁獲量を伸ばしています。 アムール系の漁獲量が増えているようですが、実は日本系のサケマスも結構獲ってるんじゃない?って思ってしまいました。 こんな数字だけ見てしまうと、サケに関しても、もっと国際的な決まり事が無い限り、日本のサケ資源の回復って本当に無理なのではと感じてしまいます。 もしかすると、もっと本質的な、根本的な原因って言うのは違うどこかにあるかもしれませんが、この先、北海道の漁業も含めサケ釣り業界はどうなってしまうのでしょうか。 日本において、サケ釣りが禁止になるタイムリミットも近いかもしれません。 まとめ 道民アングラーの私にしてみたら、サケ釣りに行って「沢山釣れた、楽しかった、また行きたい」って毎年言いたいです。 メディアも含め、ただ「漁獲量が減っている、道民の食卓がピンチです。」ってなんの中身も無い、毎年、毎年同じ報道だけではなく、今後どうしなければいけないのか?対策は?といったところもしっかり報道して欲しいです。 そうなれば、本当に少ない力かもしれませんが、賛同しアクションを起こす人も少なからずいると思います。 今後の漁獲量の動きに注目です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.11.23 11:02:56
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