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北国の遊び方 ~北海道の釣りブログ~

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2020.02.10
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カテゴリ:小ネタ
​​​​​魚を誘う方法は色々ありますが、代表的なのがトゥイッチやジャーク。

ミノーを巻いてきてトゥイッチ!

ギュン!ピタっ!と止めると魚が食ってたってことはよくあることですが、実はリスクもあります。

トラウトフィッシングにおけるトゥイッチやジャークのリスク。

今回は日本を離れて海外の論文を見ていると興味深い物がありましたので、それを元に話を進めたいと思います

摂餌後に餌をかき集めるトラウト

今回参考にさせていただいた論文は
こちら↓↓↓
引用文献:
Kinematic analysis of a novel feeding mechanism in the brook trout Salvelinus fontinalis (Teleostei: Salmonidae): behavioral modulation of a functional novelty
Christopher P. J. Sanford
Journal of Experimental Biology 2001 204: 3905-3916;

たまには海外の論文も参考にさてもらいました。



​Salvelinus fontinalis​
日本語にすると、

イワナ属のカワマス(ブルック)を摂餌行動のメカニズムについて調べられています。



そこにはこう書かれていました。
In Salvelinus fontinalis, I identified two post-capture chewing behaviors: raking and open-mouth chewing. Generally, after taking the prey into the oral cavity, Salvelinus fontinalis raked several times followed by a series of repeated open-mouth chews.

引用:Kinematic analysis of a novel feeding mechanism in the brook trout Salvelinus fontinalis (Teleostei: Salmonidae): behavioral modulation of a functional novelty​Christopher P. J. Sanford


何が書いているかと言うと、カワマスは餌を口に入れると数回かき集めて、口を開けて噛むことを繰り返している。と言うことです。

​続いて、
It is important to note that, when goldfish were drawn into the buccal cavity tail first, they were often expelled and turned around so that they could be swallowed head first.In some cases, a second series of rakes followed open-mouth chewing, although this was rare. Both raking and open-mouth chewing were present in almost all feeding bouts, irrespective of prey type.

引用:Kinematic analysis of a novel feeding mechanism in the brook trout Salvelinus fontinalis (Teleostei: Salmonidae): behavioral modulation of a functional novelty​Christopher P. J. Sanford

金魚を食べた時に頭から飲み込むことができるように、何回か吐き出し、首を振っていることに注意することが重要と言っています。そして、餌の種類に関係なく、殆どの餌でかき集める行動と口を開けて噛む行動が見られたと書いています。

引用:Kinematic analysis of a novel feeding mechanism in the brook trout Salvelinus fontinalis (Teleostei: Salmonidae): behavioral modulation of a functional novelty​Christopher P. J. Sanford

他にも餌を咥えている時、かき集める行動をしている最中に餌が下あごから離れていることも書かれていました。
上の図を見てわかるとおり、48msの時、首を振っていますね。
かき集めている様子は映っていませんが、餌を飲みこむため、下あごを開けてる時にフッキングミスになる可能性があります。

下あごから餌が離れる瞬間が一番危ない。

海アメマスを釣る方ならなんとなく感覚でわかると思うですが、バイトの瞬間サクラマスならゴンっ!!アメマスならドンっ!とかズンっ!って感じなのは私だけでしょうか?

基本的にルアーフィッシングと言うのは、ルアーのフックを魚の口に刺すことが前提になってきます。

なので、ある程度フックはゆらゆら動かしている方が、フッキングをすると言った点では効果的

トゥイッチやジャークを入れた時と言うのは、一瞬あるフリーズ状態のルアーのフックは垂れ下がり動いていない状態です。




ミノーのフックはミノーボディの下についてます。

つまり、フックが動いていないと言うことは、口に針が掛かりずらいと言うことです。


特にトラウトの場合、ターゲット(餌)に追いついて⇒飛びついて⇒反転

が、摂餌のパターンです。

ルアーにバイトしてドンと一発で決めることが出来ればよいのですが、向こう合わせ過ぎやラインスラッグを一瞬でも取る事が遅れた場合、せっかくフッキング出来た魚を逃す可能性が上がります。

トゥイッチ、ジャークをする時はラインテンションを適度に保ちつつ、いつ魚がヒットしても良いように心の準備をしておくことは必要となってきそうです。

​特にイワナ属の釣りに関しては最初の一発目のバイトで決めるかが勝負になりそうですね。​

まとめ

今回はイワナ属のブルックですが、なかなか魚が餌に食いついて来るところってコマ送りで見る機会がないですよね。
トラウトフィッシングにおいて、絶対必要になってくるトィッチやジャーク。
この記事は私なりの考えの部分もありますが、それなりのリスクもあります。適度にラインテンションを保ちつつバイトに備えましょう!

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Last updated  2020.02.11 21:33:26



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