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北国の遊び方 ~北海道の釣りブログ~

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2022.01.31
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カテゴリ:ブリ
​さてさて、私、水産庁のホームページはチラチラ見るようにしているのですが、ブリの資源評価が関連機関で公開されていたのでチラ見してきました。

ブリの資源評価が公開されてるよ!



微妙に漁獲量が増加傾向

早速ですが、チラ見した情報はこちらにあります。
↓↓↓
国立研究開発法人 水産研究・研究機構
資源管理方針に関する検討会関連情報



この資料のブリの詳細版(速報版)をじろじろ見ました。

近年、北海道では全体にブリがいるような状態ですよね。

サケの漁してたらブリばかり、なんて報道も多数見られました。


私も、一昨年だったかな。

知床でカラフトマス釣ってたら超絶目の前でブリナブラ。


スプーン投げたら見事にヒットしてカラフトマスロッドでブリと戦いましたよ(笑)
フック伸ばされたけど ボソっ


さて、冒頭でご紹介した資料のP11にはこんな事が書かれていましたよ。

ブリの漁況は古くから海況と大きく関係することが知られてきた(伊東 1959、原 1990)。近年では、ブリ資源の長期変動に気候のレジームシフトが影響しているとの報告もある(久野 2004、Tian et al. 2012)。1990 年代以降、ブリ漁獲量が高い水準にある要因の一つとして、温暖レジームにおいて高い水温が継続していることにより、加入量が増大したこと、または分布回遊範囲の変化が生じ漁場が形成されやすくなったことが考えられる(内山1997、井野ほか 2006)
引用:令和3(2021)年度ブリの資源評価(案)

やはり、気候変動やその他の要因が急激に変化してるのでしょうか。

色んな魚がここ数年増えたり減ったりしています。要因は温暖化だけじゃない。なんて、人も多々おりますが、やはりこの温暖レジームは避けて通れない要因の一つかと思います。


また、韓国と比較した漁獲量も載っていたのすが、

引用:令和3(2021)年度ブリの資源評価(案)


ちょっと目をそらして北海道に注目。

統計の取り方にもよるのかな?
途中から目だった漁獲量が継続的にあるように見えます。





そしてですね、他にも北海道記事で目に留まったのがP40の一文

北海道の日本海~オホーツク海では、より北西の海域へと来遊するブリは大型に偏ることが経験的に知られている。
引用:令和3(2021)年度ブリの資源評価(案)
とのこと。

北西の海域。

どの辺のこと言ってるんですかね。

礼文島、利尻島よりはるかに北西なのかな?(^^;


​また、漁獲量について



引用:令和3(2021)年度ブリの資源評価(案)

詳しい図が載っていました。

北海道は1999年頃から急激に増加しましたね。

特に近年は1990年代と比較すると20倍ぐらいありそうです。



引用:令和3(2021)年度ブリの資源評価(案)



資源量も近年は徐々に増えて、それなりの数が日本近海にいそうですね。

ただ、私達釣り人には嬉しい限りなのですが、増えたことによる他の生態への影響ってあるんでしょうか?

比較的大きい魚になると思うのですが、マグロなんかもそう。

急激に増加することによる、他への影響ってとても気になります。

とりあえずは、魚も増えてるし、それに応じて漁獲量も増えていそうです。

まだ増やす感じで管理し続けるのかな?


引用:令和3年度ブリ資源評議会・研究機関会議 簡易版



いろんな予測方法はあると思うのですが、2032年には親魚量が目標管理基準値案を達成するのは100%だそうです。

まとめ

学者さん、研究者のみなさん、凄いなぁ。
とても高度な世界の方達だなって尊敬します。
この感じだと、また今シーズンも楽しいブリ釣りができそうですね!

​​





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Last updated  2022.02.01 09:31:49



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