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北国の遊び方 ~北海道の釣りブログ~

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氷河一児のパパ

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2022.07.06
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カテゴリ:マグロ
色んな所から悲鳴が聞こえて来てますが、ハイシーズを迎える前に雲行きが怪しくなってきました。

聖地津軽海峡でのクロマグロ釣りが早くもピンチ。



1ヵ月で15.4トンの採捕報告

今年から新たなルールでスタートを切ったクロマグロ釣りですが既に赤信号が点灯し始めていますね。

と、言うのも

時期ごとの数量が決められており、

6月:10トン
7~8月:10トン
9~10月:10トン
11~12月:10トン

までの採捕数が決められていました。

しかしですね、ある意味嬉しい誤算ではありましたが、西の方で連日かなりのマグロがいたようで、なんと、6月の一ヵ月で15.4トンとなり、5.4トンの超過となりました。

7月に入ってからは3日までで1.2トンの報告がありました。


水産庁はこれについて、

6月分の10トンを超えた分については、次の7~8月から全量を引くわけではなく、全体の40トンの中で調整いたします。

とコメントしていました。



となると、6月末分で数字を一度切ったとして、残りの半年で24.6トンになり、ザックリと、一ヵ月平均に換算すると4.1トンまでが許容範囲ということになります。


4.1トンとなると、全国で一日あたり136.6キロまでの採捕が可能となり、40キロ程度のクロマグロであれば3匹まで採捕が可能と言う計算になります。



当然、これから台風やらなんやら色々来ますので、毎日釣りに行けるかと言うとそうではありませんが、冷静に数字だけ見ると非常に厳しい状況にあるという事がわかりましたね。


この1ヵ月でわかったことは、どんなにキャッチアンドリリースを心がけてもキープはそれなりにあるという事がわかりました。


全国各地で色んな方が声を大きくして呼びかけていましたが、冷静に結果を見るとこんな感じです。



個人的にはですね、仕方ないなと言うところはあります。


プレジャーは置いといて、釣り船の船長だって諸刃の剣ですね。

釣れない船にお客さんは乗りたくないですし、お客さんにキープさせた結果、今後自分達がお客さんを乗せられなくなる可能性も十分ありますし。



そして、これからハイシーズンを向かえる青森北海道エリアのアングラーにとってはとっても考え深い年になることは間違いないでしょう。




一度決められたルールですので今更、と思うところはありますが、私はですね、


​なんで6月だけが10トンなの?​



って未だに思ってます。

産卵期で一番釣ってはいけないような時期に一番の採捕数を可能にした委員会指示はハッキリいって認めたくありませんし、そんな委員会の指示は本当に大丈夫なのか?と疑問に思うことも多々あります。


これは委員会指示なので水産庁が決めたことではありませんが、本気で資源管理する気があるのかさっぱりわからないのが私の感想。

その辺の配慮は全く感じられませんでした。


この6月だけ10トンは全国のアングラーでも疑問に思う方が多々いたのではないでしょうか?


委員会のどなたか一人ぐらいこの内容に突っ込まなかったのか非常に不審感があります。




さて、私がベラベラと喋ると結構ハードになるのでこのぐらいにしておきたいのですが、最後に、ホント、釣り人っていい人ばかりだなと。


私ならね、こう言います。




こんなにマグロ減らした原因がある程度ハッキリしているのであれば、減らした要因が大きい順番に規制を強めるべきだと思います。要するに累進です。


その責任や要因については明確にさせるべきです。
これは決して敵と見なすわけではなく、責任や要因の問題です。



そして、目標となる数字に資源が回復できるまで、そこに責任は持たせるべきかと。



釣り人の責任がゼロとは言いません。

少なからずあるはずです。

でもその時代は今のように誰でも釣れるタックルも少なかったでしょうし、そんな船も少ない時代で非常に僅かかと。

それなのに遊漁者はなぜ年間40トンまでしか採捕できないのでしょうか。

これは、非常におかしいと思います。



最近は色々なSNSで釣り人同士のいざこざをよく見かけます。

これはクロマグロに限ってのことではありませんね。
当然色々な考えの方がいるので意見がぶつかることは仕方のない事かもしれませんが、多くの釣り人がこんな思いまでしてるのに、今だけを切り取られて釣り人がバンバン釣ってうんちゃらとか言われたらたまったもんじゃないなと。


元をたどれば極端に減らしたのは、じゃぁ誰なの?資源が豊富にあればそもそもこんな問題になってない。って私のように言い返す人もいるでしょう。


漁業関係者でも色んな方がいると思いますし、大臣管理区分、都道府県と別れていてごちゃ混ぜにできない理由はあるものの、肩身の狭い関係者はもっと声を大にしても良いと思ってますし、遊漁者とタッグを組んだって良いと思ってます。


なので、私個人は過去にある程度減らした責任・要因の大きい順に対しては資源量が目標数に達するまでは我慢、その度合いが低いものはそれなりに今も獲っていいと思ってしまいます。


ただ、時代が時代だけにこの先を見据えて、自発的にセーブしたりするのは大いにアリだと思います。


釣り人が極端に減らした要因では無い、言い方が少し悪く聞こえるかもしれませんが、(業界全体で頑張ってるのは前置きして)他人の尻ぬぐいをさせられているのに、今頑張ってる遊漁者達っていい人だなと思うところがありました。



おっと、またアツクなってしまいました(笑)

まだ5時間ぐらい話せそうなんで今日はこれまで(^^;


とりあえず、これからこの数を大事に使う事になります。

​採捕して報告するという事は、この釣りに関係する方達の生活を削ることになるという事​も十分理解した上で楽しみたいですね。

早く禁止になれば、いつもお世話になってる方が苦しみ、そしてそれは自分にも返って来ることになります。

その辺はみなさん協力したいところです。

まとめ

今年は何月までマグロ釣りが楽しめますかね。
私は9月10月釣りができなかった泣きます(笑)
楽しい釣りが今年いっぱいできますように!






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Last updated  2022.07.06 10:05:02



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