サケが6年前の1%未満、そして今年は…。
青森のサケがピンチ!
かつて県内1位だった奥入瀬川の漁業では、サケの漁獲数が昨シーズンは6年前の1%未満にまで落ち込んでいると言うニュースが報道されましたね。ちょっとびっくりしました。
9万匹近く獲れたものが昨シーズンは151匹と想像しただけで絶望的なのがよくわかります。
今シーズンは10月末の時点で192匹とまぁ昨年と変わらず絶望的ですね。
青森県のサケ漁の現状と課題
青森県内でのサケの激減は、地域経済や生態系に深刻な影響を及ぼしており、関係者が危機感を抱いている状況です。この問題の背景と対策を整理します。
背景
- 海水温の上昇と海流の変化
- 地球温暖化の影響で海水温が上昇し、従来の海流パターンが変化。
- 速い海流が入って稚魚が北上しづらくなり、餌となるプランクトンが減少。
- 全国的な傾向
- 青森県だけでなく、日本全国でサケの漁獲量が減少しており、価格も高騰
では現状でその対策はどうなっているんでしょうか?
現状の対策
- 稚魚の大型化
- 放流前に稚魚の体力を強化するため、栄養剤を用いた育成を開始。
- 従来の5cmから6cm以上のサイズで放流する計画。
- 科学的アプローチ
- 国の水産資源研究所が指導し、海流の変化に応じた稚魚の育て方を改善。
- 地域ごとの取り組み
- 奥入瀬川鮭鱒増殖漁協では、限られた資源を最大限活用し採卵を継続。
最近流行りの、栄養剤飼育とサイズを大きくしてからの放流が効果的な感じですな。
まぁ、そうなりますよね(笑)
北海道もかなりヤバくなってきましたが、日本も南からあからさまに絶滅状態になってきました。
これは数年後の北海道の状況かと。
今後、本当にサケ釣りができなくなる未来が来るかもしれませんね。
まとめ
うーん。北海道でこの状況になったら・・・・。
ゾクっとしますが、ほんと、数年後の北海道を見ているような気がしています。