昨日釣ったマダイは「うどん屋」に持ち込んで捌いてもらった。「半身は我が家に持ち帰れ」と厳しくかーちゃんから言われたので、本当に真っ二つにしてもらって半身は我が家の冷蔵庫で眠っている。あとの半身は昨日のりさん家族、＆Leadcoreさんとヨダッチグループとで美味しく食べちゃいました。(^^ゞ

いろいろな料理に変身して出てきたけど、鯛の頭の半分を使ったスープには感動した。自分でももちろん潮汁を作ったりするけど、こんな味には仕上がらないもの。その頭なんだけど、なんと鯛の口の中に、おいらのではない釣り針が刺さっていた。キャプテンが同じ場所で何日か前にアライさんがバラシたと船上で言ってたので多分そうだろうと思うが、鯛って学習能力が無いって言うか頭が悪いのか？（アライさんが何時も使っている鉤で、全然錆びていなかった）

魚は一般的に痛みをあまり感じないというから、もしかしたら針が刺さっていること自体を的確に認識していないだけかも知れない。それにしても鯛を釣る身になって考えてみると、結して鯛は頭が悪くないと思うんだ。特に大きな固体は、それまで人の釣り針にかかってこなかったから大きくなったわけで、危険を予知する能力や危険なことを学習する能力はあると思えるね。

で、昨日書かなかったことを少しだけ書こうか。今の時期は春の潮がだんだん入ってきて、潮が濁ってくる時。潮がうんと濁ると魚は食わなくなるんだけど、多少の濁りはかえって好都合なんだ。潮の濁りは雨でも大量に降らない限りプランクトンによるものだから、それを食う小魚などが増えてくるし、さらにそれを食べる魚も増えてきて釣り人にとっては好都合って訳。

でも濁りが入ると太陽光線が透過する量は確実に減るから、釣り人の方はそれ相応の対応を取らなくっちゃならない。では何をするのかといえば、普段付けない光物をチモトや鉤などに付けるの。今はいろいろな光アイテムを釣り道具屋で売っているから、自分でこれは！と思うものを買ってきて、積極的に付けるといいよ。昨日も積極的に付けた人が釣ったんだからね。